DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

戦場のホラー

映画「ザ・ウォール」を観た。
公式サイトはこちら。

イラク戦争末期。
スナイパーのマシューズと相棒のアイザックは、石油パイプラインを監視していた。
パイプラインの近くでは、作業員や警備員、兵士らが、頭を打ち抜かれて倒れていた。
2人は、イラク兵のスナイパーを警戒していたが、動きがない。
しびれを切らしたマシューズがパイプラインに近づくと、どこからか発砲され、マシューズは倒れる。
助けに向かったアイザックも膝を撃たれるが、かろうじて廃墟の壁に隠れることができた。
時間が経つにつれ、マシューズは動かなくなり、アイザックも意識を失うが、近距離無線に味方を名乗る無線が入った。

アイザックにアーロン・テイラー=ジョンソン。「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」「GODZILLA ゴジラ」。
マシューズにジョン・シナ。プロレスラーが本業。今作が初見。
監督はダグ・リーマン。「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「ジャンパー」。

姿が見えない敵と無線を通じてやりとりするのだが、敵からこちらは見えているが、こちらからはどこにいるのか分からない。
自分も仲間も深い傷を負っている。
壁から一歩も動けない。

これはホラー映画だ。

★★★☆☆

PageTop

プレイ

映画「エル ELLE」を観た。
公式サイトはこちら。

ゲーム制作会社の社長ミシェルは、自宅に侵入してきた男にレイプされる。
しかし、彼女は警察に通報せず、再び日常を過ごし始める。
それは、彼女の過去にまつわる出来事が影響していた。

ミシェルにイザベル・ユペール。今作が初見。
監督はポール・バーホーベン。「インビジブル」「スターシップ・トゥルーパーズ」「ロボコップ」。

ミシェルの事件をきっかけに、ミシェルを取り巻く人々の関係も動き出す。
あくまでミシェルの事件は、周囲の人々を動かすためのきっかけに過ぎないように見える。
ミシェルの元夫、ミシェルの母、彼女の息子とその妻、ミシェルの部下とそのパートナー・・・。
次々にミシェルと「関係」を持ち始める。
そして、ついにレイプ犯の正体が明らかになるが、それはクライマックスではない。
最後まで息苦しい展開が続く作品。

★★★☆☆

PageTop

パワフル

映画「ワンダーウーマン」を観た。
公式サイトはこちら。

女性だけのアマゾン族が暮らす島。
その島の女王ヒッポリタの娘として、そして戦士としてダイアナは育てられた。
ある日、その島の沖合に軍用機が墜落、乗っていたスティーブはダイアナに助けられる。
スティーブは連合国軍のスパイで、ダイアナらに「外の世界」では世界大戦が起きていることを知らせる。
ダイアナは、アマゾン族の仇敵、軍神アレスがその戦争を起こしていると信じ、ヒッポリタの反対を振り切ってスティーブと共にイギリスへ向かう。

ダイアナにガル・ガドット。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。
スティーブにクリス・パイン。「スター・トレック」シリーズ、「ザ・ブリザード」。
ドイツの将軍ルーデンドルフにダニー・ヒューストン。「ビッグ・アイズ」。
同化学者マルにエレナ・アナヤ。今作が初見。
女王ヒッポリタにコニー・ニールセン。「グラディエーター」。
イギリスの政治家モーガン卿にデヴィッド・シューリス。「ハリー・ポッター」シリーズ。
監督はパティ・ジェンキンス。今作が初見。

「ジャスティスの誕生」で登場したヒロインの前日譚。
世界と隔絶された島で育ったが故の無邪気さが微笑ましいが、「常人」であるスティーブを守ったり、積極的に前線に繰り出す姿は勇ましい。
女性監督が描くアクション・ムービーでしかも主人公が女性ということで、その点にも注目が集まったようだが、本編を観ているときはまったくそのことを感じさせない出来。

★★★☆☆

PageTop

暗すぎる

映画「ウィッチ」を観た。
公式サイトはこちら。

イギリスからの移植間もないアメリカ。
敬虔なキリスト教徒のウィリアム一家だが、それゆえ村から追い出される。
森の縁で暮らし始める一家。
ある日、長女のトマシンが末っ子のサムをあやしていると、一瞬の間にサムがいなくなる。
それ以降、一家の空気が徐々に変わり始める。

トマシンにアニャ・テイラー=ジョイ。「スプリット」。
ウィリアムにラルフ・アイネソン。「ハリー・ポッター」シリーズ。
母ケイトにケイト・ディッキー。「プロメテウス」。
長男ケイレブにハーヴィー・スクリムショウ。今作が初見。
監督はロバート・エガース。今作が長編デビューのよう。

森と魔女、というと「ブレア・ウィッチ」を思い出すが、今作はしっかりと演出されている魔女もの。
当時の雰囲気が良く出ているのだろうが、いかんせん暗すぎる。
登場人物の笑顔が、まず見られない。
トマシンが満面の笑みを浮かべるのはラスト・シーンだけ。
もっともこの手のホラーが好きな方にはたまらないだろう。

★★★☆☆

PageTop

疾走

映画「ベイビー・ドライバー」を観た。
公式サイトはこちら。

強盗団のドライバー、ベイビーは幼少期の事故が元で耳鳴りが止まらず、そのためいつも音楽を聴いている。
警官から逃走中でも。
強盗団のボス、ドクは計画を実行するときにメンバーを代えるが、ベイビーだけは不動のドライバー。
ある日、ベイビーは行きつけのダイナーで、新入りのウェイトレス、デボラに一目惚れ。
交際を始め、ドクとのしがらみも生産したつもりだったが、そのドクから呼び出しが。

ベイビーにアンセル・エルゴート。「きっと、星のせいじゃない。」「ダイバージェント」「キャリー」(2013年)。
デボラにリリー・ジェームズ。「高慢と偏見とゾンビ」「シンデレラ」。
ドクにケヴィン・スペイシー。「スーパーマン リターンズ」。
強盗団の1人バッツにジェイミー・フォックス。「アメイジング・スパイダーマン2」「ジャンゴ 繋がれざる者」。
同バディにジョン・ハム。「エンジェル・ウォーズ」「地球が静止する日」。
監督はエドガー・ライト。「アントマン」の原案、脚本。監督作は今作が初見。

時間があったから観たのだが、いや、この作品おもしろい。
予告編だと音楽好きのドライバーの話、というだけと思っていたが、さにあらず。
ベイビーとドクの関係も説得力があるし、ベイビーの生活環境もしっかり描かれていて好感が持てる。
何よりリリー・ジェームズがかわいい。

★★★★☆

PageTop