DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

偏見

映画「デトロイト」を観た。
公式サイトはこちら。

1967年のデトロイト。
無許可の酒場の摘発を機に大規模な暴動に発展していく。
夜間の警戒にあたっていた州兵に、近くのモーテルに宿泊してた黒人カールがスターターのピストルを発砲。
州兵と居合わせた黒人警備員メルヴィンは、白人警官フィリップらとモーテルに向かう。
フィリップは逃げようとした黒人の客を射殺、近くにナイフを置いて正当防衛を偽装する。
そして、モーテルの客を壁沿いに並ばせると、銃のありかを吐かせるべく尋問と暴行を始める。

メルヴィンにジョン・ボイエガ。「スター・ウォーズ」シリーズ、「ザ・サークル」。
フィリップにウィル・ポールター。「ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島」「レヴェナント: 蘇えりし者」。
監督はキャスリン・ビグロー。「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」。

冒頭の背景説明は、なぜアニメ風にしたのか、理解に苦しむ。
また、事件そのものの真相は明らかにされていないそうだが、映画では被害者側の供述を元にしてるという。
さて、そうなると、この映画はどういう位置づけになるのだろうか。
「しょせん映画」と言えば、そうなのだが。

★★★☆☆

PageTop

合掌

アーシュラ・K・ル・グウィン氏が死去した。
ニュースソースはこちら。

かの「ゲド戦記」の作者。
私がゲド戦記の存在を知ったのは、1982年11月に発行された「コミック・ボックス」という雑誌の、宮崎駿氏のインタビュー。
早速、当時私が住んでいた街の中で一番大きな書店に取り寄せを頼んで入手、夢中になって繰り返し読んだ。

アニメ化された作品については言うまい。

合掌

PageTop

王道

映画「ジオストーム」を観た。
公式サイトはこちら。

異常気象を解消すべく稼働した衛星システム「ダッチボーイ」。
その管理がまもなくアメリカから国際チームに移管されようとしていた。
しかし、アフガニスタンの村が凍り付けになり、その原因がダッチボーイにあることが判明。
米政府の担当官マックスは、兄でダッチボーイの開発者で暴言により解雇されていたジェイクに宇宙に上がることを告げる。
宇宙ステーションに上がったジェイクだが、何者かによって証拠が隠滅されていた。

ジェイクにジェラルド・バトラー。「エンド・オブ・キングダム」「エンド・オブ・ホワイトハウス」。
マックスにジム・スタージェス。「アップサイドダウン 重力の恋人」「鑑定士と顔のない依頼人」。
マックスの上司で国務長官デッコムにエド・ハリス。「スノーピアサー」「崖っぷちの男」。
マックスの恋人で大統領SPサラにアビー・コーニッシュ。「ロボコップ」(2014年版)「エンジェル ウォーズ」。
米大統領パルマにアンディ・ガルシア。「パッセンジャー」「ゴーストバスターズ」(2016年版)。
ステーションの船長ファスベンダーにアレクサンドラ・マリア・ララ。「ラッシュ/プライドと友情」「愛を読むひと」。
監督はディーン・デヴリン。今作が監督デビューだが「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」などの製作・脚本も。

衛星の異常の背後には当然陰謀があるのだが、その黒幕を探す地上と、異常を止めようと奮闘する宇宙の2カ所で展開するストーリーは、ストレートながらスリリング。
こういう展開になると、ジェラルド・バトラーのうまさが光る。
ラストで思わず「ぐっ」とさせるのも王道。

★★★☆☆

PageTop

奇なり

映画「5パーセントの奇跡〜嘘から始まるすてきな人生〜」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Mein Blind Date mit dem Leben」。

サリーはある日、視界に異常を感じ、視力の95%を失ってしまう。
しかし、ホテルマンになるという夢をかなえるため、障害を隠したままミュンヘンのホテルの研修生となる。
同期のマックスの助けを借りながら研修をこなし、食材の配達員ラウラとも恋に落ちる。
しかし、両親が離婚し、サリーに家計の負担が増して、徐々にほころびが大きくなっていく。

監督はマルク・ローテムント。

ドイツの映画というのは、「帰ってきたヒトラー」以来。
実話というから、月並みな表現だが、人生は小説より奇なりで、つくづく世の中にはすさまじい生き方を選ぶ人がいるものだと思ってしまう。
それを支える人たちに巡り会えたからできたと言ってしまっては元も子もないが、そういう人生を選べる人だから、それを支えようという人たちが集まってくるという見方もできるのではなかろうか。

★★★☆☆

PageTop

あっけなく

映画「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Renegades」。

サラエボに駐留している、マットが率いるネイビーシールズ。
メンバーのスタントンが、恋人ララから金塊を見せられる。
それは、ララが祖父の話を元に探し出したもので、湖の下に沈んでいる村の教会には、大量の金塊があるという。
マットらは上司のレヴィン少将に隠したまま金塊回収に乗り出す。
しかし、その湖は敵の支配下にあった。

マットにサリバン・ステイプルトン。「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」。
スタントンにチャーリー・ビューリー。今作が初見。
ララにシルビア・フークス。「ブレードランナー 2049」「鑑定士と顔のない依頼人」。
レヴィンにJ・K・シモンズ。「ジャスティス・リーグ」「ラ・ラ・ランド」。
監督はスティーブン・クォーレ。「イントゥ・ザ・ストーム」。

ほぼ半分は水中シーンなので、ミリタリー・ファンには物足りないかもしれない。
男臭いメンバーの中にあって、ララがいい感じで溶け込んでいて、そこは製作のリュック・ベッソンの腕なのかもしれない。
終盤の金塊引き揚げにいたるプロセスはなかなかスリリングで観ていて飽きなかった。
少々あっけない感じではあったが。

★★★☆☆

PageTop