DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

勝利

Digiarty Softwareのデータ管理ソフト「MacX MediaTrans」をめぐるやりとりの続き。
容量の大きいデータをMacとiPad同士で同期すると「デバイスがビジー状態」というメッセージが出て、まったく同期しないか、一部分だけを同期しまうという困った状態になってしまう。
なので、サポートにメッセージの意味と容量に限界があるのか尋ねたのだが、そこから泥沼に(詳しくはカテゴリ「パソコン」を参照のこと)。
さて、2月9日に「誠意あるお願い」として、返金手続きを要請。
しかし、それまでは翌日に届いていた返事が来なくなってしまった。
なので、15日に、これまで技術サポートに送っていたメールを、営業サポートに送信。
そしたら、ようやく、

申し訳ありませんでした。Digiartyが30日間の返金保証ポリシーをご提供します。当社の製品がエラーやバグのせいで正常に動作できなく、我々許容期間内に解決または一時的なソリューションが提供できない場合は、30日間の返金保証ポリシーを提供します。不適切な操作でソフトが動作できない場合もありますので、問題を詳しくまとめて、当社のサポートチームに連絡することをお勧めします。

という返事が。
しかし、この返事の送り主は「Sales & Tech Support Team」となっていて、何のことはない、技術サポートも営業サポートもメールのアドレスは違っても対応するのは同じ部署だったw
なので、

残念ながらMediaTransはもう使うつもりはございませんので、ソリューションの提供は不要です。速やかな返金手続きをお願いいたします。

と書いて送った。
このメールへのDigiarty Softwareの返事が最悪。以下は全文である。

Digiartyのほどんどの製品は無料体験版をご提供しております。購入する前、当社サイトで製品を無料ダウンロードして、試用することができます。間違った製品を購入しないようにご注意ください。無料体験版がありますため、DVD リッピング製品、動画&音楽変換製品、DVDバックアップ製品、携帯管理製品などでは最大30日間の返金保証をご提供しております。しかし、以下のような理由では返金または製品の交換は不可能となっております。
製品の説明を読まずに製品をご購入いただいて、使用後、その機能または結果に不満による返金リクエスト。
クレジットカード詐欺/他の不正支払いに関するお客様からの返金リクエスト。
間違った製品を購入した後、他社で元々ご希望の製品を購入した。或いは単に「好きではない」、「ほしくない」理由、による返金リクエスト。
製品の問題ではなく、間違った操作それともパソコンやドライブなど操作環境の原因でうまく機能できない場合も、返金はいたしません。
詳しい返金情報はこちら:返金ポリシーページ
ログ ファイルを送信したくない場合は、お金の半分払い戻しを提供します、よろしいですか?
あなたはプログラムを保つことができるし、将来の無料のアップグレードも出来ます。」

この「無料体験版」であるが、データの取り込みはできるのだが、それを「同期」することはできない。
「同期」ボタンを押すと「製品を購入するか、しないか」という案内が表示されるようになっていて、すこぶる感じが悪い代物であった。
私の返事。

正直申し上げて、貴社の対応には非常にがっかりさせられ続けています。
まず、ログは「送信したくない」のではなく「送信できない」のです。
これまで何度も「ログは容量が大きすぎて送信できない」とお伝えしております。
また、無料体験版では「同期」ができないため、動作を完全に確認することができません。
もう一度確認させていただきます。
私が知りたかったのは「デバイスがビジー状態」というメッセージの意味と、一度に同期できるデータの容量に限度があるのか、ということです。
ソフトを実行した際に表示されるメッセージについては仕様書があるはずですので、どういう条件でこのメッセージが出たのか分からないはずがありません。
また、一度に同期できるデータの容量についても、ソフトをリリースする際に確認しているのではないでしょうか。
再度お願いしますが、貴社のMediaTransは、もう二度と使いませんので、全額返金を速やかにお手続き願います。

これに対するDigiarty Softwareの返事がこれ。

あまりにも多くの写真を選択すると、エラーが発生可能性があります。少ない写真を選択、試してください。

失笑するしかない。私の返答。

エラーする可能性について、無料試用版のインストール画面またはホームページ上に記載はあるのでしょうか。ちなみに同じ容量のデータでもiPhotoはエラーしません。

Digiarty Softwareの返答。

少ない写真を選択、試してください。

私の返事。

少ないデータ容量であれば成功することはわかっています。大きなデータ容量だとエラーする可能性について、無料試用版のインストール画面またはホームページ上に記載はあるのか、お尋ねしています。ないのであれば、購入して実際に大きなデータ容量の同期をするまでわからないエラーということですので、改めて全額返金の手続きをお願いいたします。

Digiarty Softwareの返事。

ご返金要求を弊社のマネージャーに報告していました。返信を取得した後に返金いたします。

これまでの対応はすべて外国人が相手であった。
このDigiarty Softwareという会社は日本の会社ではないことは最初のやりとりで分かっていたので、メールの最初には、

日本語の文章が理解できるスタッフの対応をお願いします。
Please correspond staff who can understand Japanese sentences.

という文章を必ずつけていた。
では、どこの国の会社なのか。
メールの文章も、いかにも翻訳ソフト経由っぽいし、ホームページの文章も、よく読むとやはりぎこちない。
そもそもこのページには、アメリカの有名アニメに登場するキャラクターが多数表示されるが、コピーライトの表示はない。
ホームページの「会社案内」をクリックするが、具体的に本社がどこにあって、資本金がいくらで、従業員が何人いて、という情報はまったく表示されない。
対応してもらったスタッフの名前からして中国系であることは分かるのだが、正直、非常に怪しい感じである。
本題に戻ろう。

改めて私からは、

全額返金のお手続きをよろしくお願いいたします。

と念押しの返事を送った。これが2月17日のこと。
そして20日来たのがこのメール。

あなたがhttp://macxdvd.com/に注文された商品 #xxxxxxxxに対する返金をさせていただきますのでお知らせいたします。Avangate は Digiarty Software, Inc.の正規代理店として送金の手続きをいたしております。払い戻し金額の3974 JPY、アカウントにはできる限り早く振り込まれます。

翌日にはDigiarty Softwareから、

ご注文した商品の返金要求はすでに処理いたしました。
お金はAvangateを通じて直接あなたの支払い口座に戻す。銀行の手続きには時間がかかるにて、少し時間お待ちください.
ご理解とご辛抱のほど、ありがとうございます。

といういささかぎこちないが、とりあえず返金されるという返事が。

長かった。
最初にトラブルの報告をしたのが1月27日。
ほぼ1ヶ月にわたる交渉がようやく実を結んだ瞬間である。
ただ、エラーメッセージの意味と一度に同期できる容量については、回答を得ることができなかった。

改めて、Digiarty Softwareのソフト「MacX MediaTrans」(ウィンドウズはWinX)について、私の実際に使用した感想。
私はMacに保存している画像をiPadに転送する作業をした。
Mac上ではそれぞれの画像に固有の名前がついていたのが、このソフトはそれを「IMG」という頭文字がつく数字に置き換えて保存している。
なので、iPadのデータをMacに戻すと元の名前が消えてしまい、名前ごとに整理することが全くできなくなってしまう。
さらにそれをiPadに再び同期すると、順番がバラバラになってしまうので、きちんと画像を整理したい人にはお勧めできない。
また、データがGBレベルになると「デバイスはビジー状態であり、後でもう一度お試しください」というメッセージが出て、同期しようとしたデータのすべて同期しないか、一部分しか同期してくれない。
やっかいなのは、一部分しか同期しない場合である。
データがたくさんあると、どこまで同期したか確認するのが大変だ。
なので、一度iPad側のアルバムを削除して、再同期する必要がある。
しかしここでも非常に怖いトラブルが待っている。
以下は、Digiarty Softwareに送った私の報告書。

iPadを接続後、ALBUM-Aというアルバムを作成しました。
次に、このALBUM-Aに、9379枚の写真(4.85GB)を追加しました。
iPadに同期するため「同期」を推した後、1時間以上たって「デバイスはビジー状態であり、後でもう一度お試しください」というメッセージが出ました。表示の「失敗」には、9379枚の写真とアルバムの計9680項目が表示されています。
しかし、「OK」を押すと、ALBUM-Aと写真が追加されていますが、写真の枚数は6607枚(3.47GB)だけになっています。前のメッセージでは「成功」は「0」だったのですが、中途半端に成功していたことになり、齟齬が生じています。
次にALBUM-Aそのものを削除するため、ALBUM-A内の写真を削除します。
続いてALBUM-Aも削除し、「同期」を押しました。
再び「デバイスはビジー状態であり、後でもう一度お試しください」というメッセージが出ました。「成功」は6608、「失敗」は848となっています。「成功」分はALBUM-Aを含めた6608で合っていますが、「失敗」の848は何の数字なのかわかりません。
「OK」を押すと、今度は削除対象ではなかったALBUM-Oも消えてしまいました。

そう、別のアルバムも消えてしまうのである。

このソフトについては、体験者の感想サイトがあるが、扱うのがMBレベルの少ないデータで、なおかつ、データの順番などを気にしない方にとっては、操作も簡単だし、価格も3000円程度なので、扱いやすいだろう。
しかし、GBレベルのデータを扱い、データの順番をMacと同じにしたい、という人にはまったくおすすめできない。

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