DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

希望と絶望

映画「サンドラの週末」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「DEUX JOURS, UNE NUIT」(TWO DAYS, ONE NIGHT)。

鬱病で休職しているサンドラ。
復帰しようとしていたある日、会社の友人から、サンドラを解雇してボーナスを貰うか、サンドラを雇用し続けるかの投票を会社が行い、多数決で「ボーナス」が選ばれたと聞く。
サンドラは、その土日、同僚たち一人ひとり訪れて説得することにする。

サンドラにマリオン・コティヤール。「ダークナイト ライジング」「ミッドナイト・イン・パリ」。
監督はジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟。今作が初見。

まさに今起こっているだろう社会問題を、淡々と描き出す。
ボーナスを選んだ人たちも、生活のための選択で、サンドラも責めることはできない。
一方、翻意する同僚たちは涙ながらに謝罪する人もいるが、本人が来たことで同情したのでは、と思ったのはひねくれた考えだろうか。

ラスト、会社によるどんでん返しがあるが、サンドラの対応は観てのお楽しみ。
サンドラは同僚たちと合う度に希望と絶望を繰り返す。
ラストのサンドラの対応は、観客の今の立場によって、希望ととるか、絶望ととるか、分かれるところだろう。

★★★☆☆
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