DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

あの名画も

映画「鑑定士と顔のない依頼人」を観た。
公式サイトはこちら。

初老の鑑定士ヴァージル・オールドマン。
その目利きは世界各地から依頼が来るほど。
オールドマンはオークショニアであったが、自分の気に入った女性の肖像画が出品されると、仲間で売れない画家のビリーに落札させ、自分の秘密の部屋で楽しんでいた。
そのオールドマンの元に、若い女性から査定の依頼が来る。
クレアと名乗るその女性は豪勢な屋敷に住んでいたが、オールドマンとは電話連絡だけ。
使用人によると、クレアは人前に姿をさらすことを怖がるのだという。
屋敷で見つけた歯車が気になったオールドマンは若いエンジニア、ロバートの元に持ち込む。
それはオートマタの部品であることが判明、オールドマンはロバートに、その復元を依頼する。
一方で、衝突を繰り返しながらもオールドマンとクレアは互いに信頼し合うようになる。
ある日、オールドマンは屋敷を出るふりをして、物陰に隠れ、クレアの姿を見るのだが・・・。

オールドマンにジェフリー・ラッシュ。「英国王のスピーチ」。
ビリーにドナルド・サザーランド。「ハンガー・ゲーム」。
クレアにシルビア・ホークス。今作が本格デビュー作のよう。
ロバートにジム・スタージェス。「重力の恋人」。
監督・脚本はジュゼッペ・トルナトーレ。「ニュー・シネマ・パラダイス」。

ロバートがまるっきりの善人ではなく、気に入った肖像画を自分で落札してしまうという、設定がいい。
それゆえ、初老にして「童貞」なわけだが、それがまた、初めて気になった女性クレアにのめり込んでいく理由にもなっている。

ただ、クレアの姿がストーリー半ばであらわになったとき、「もしやこれは」と浮かんだその後の展開、ほぼその通りにストーリーが進んだのは、ちょっと残念。
もうちょっとじらして欲しかった。
しかし、ロバートについてはノーマークだったな。

★★★☆☆

この映画は観客の年齢層が比較的高かったのだが、後ろの列のご夫妻が、たびあるごとに感想を述べられるのにはいささかうんざり。
後ろ振り返って「静かにしてね」という合図を送ったつもりなのだが、まったく気づかず。
あなた方の査定は「ゼロ」にさせていただきます。
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