DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

文学サスペンス

映画「危険なプロット」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Dans la maison」。

高校の国語教師ジェルマンは、クロードという生徒の書いた作文に惹きつけられる。
他の生徒とは一線を画す文章に、ジェルマンはクロードの個人授業までするようになる。
昔諦めた作家への夢をクロードに託すかのように。
クロードの文章は級友のラファの一家が題材だった。
ラファは数学が苦手で、クロードは数学を教えるという名目で、ラファの家を頻繁に訪れていた。
次第に過激な内容になっていくクロードの文章。
それはやがて、ラファ一家の内情を暴き出し、ジェルマン、はてはジェルマンの妻ジャンヌまで巻き込んで・・・。

ジェルマンにファブリス・ルキーニ。
クロードにエルンスト・ウンハウアー。
ジャンヌにクリスティン・スコット・トーマス。「ミッション:インポッシブル」。
監督はフランソワ・オゾン。「Ricky リッキー」は面白かった。

サスペンス、なのだろう。
クロードがのぞき見る級友の一家が主な舞台だが、物語が進むにつれてジェルマンが登場したりして、次第にフィクションの性格を帯びるようになる。
クロードの文章が、初期の情景描写が主だったものから、次第に上達していくのに従っていくかのようだ。
クロードとラファの関係、クロードとラファの母親との関係、そしてジェルマンとの関係。
それらが、ラストに近づくにつれ濃密に絡み合っていく。
そして、最後に待っているのは・・・。

★★★★☆
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する