DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

ホリック

映画「フライト」を観た。
公式サイトはこちら。

ウィトカー機長は、アルコールと薬物の中毒。
そのせいで妻と別れ、子供の養育費を催促される始末。
今日のフライトも酔っ払った状態だったが、ベテランのテクニックで嵐をやり過ごす。
元カメラマンのニコールは薬物中毒。
ホテトルで日銭を稼いでいる。
今日もなじみの売人からドラッグを手に入れ、早速キメるが意識を失ってしまう。
ウィトカーの機に異常が発生、コントロールが効かず急降下。
ウィトカーは神がかりのテクニックで背面飛行を敢行、水面飛行にすると空き地に不時着させた。
死者は6人だけだった。
病院で出会ったウィトカーとニコールは、退院後いっしょに暮らし始める。
しかしウィトカーはアルコールから抜けられないが、ニコールは再び正常な生活に戻ろうとしていた。
一方で、飛行機事故の責任を巡って、ウィトカーは窮地に立たされつつあった。

ウィトカーにデンゼル・ワシントン。
ニコールにケリー・ライリー。「シャーロック・ホームズ」シリーズ。
監督はロバート・ゼメキス。

予告編やCMでの、背面飛行の映像が衝撃的だが、この映画はアル中に苦しむ男の映画だ。
「わかっちゃいるけどやめられない」というのは、別にアルコールやドラッグに限ったことではない。
坂本真綾さんは「ワーカホリック」であることを公言している。

ウィトカーは、日常的に酔った状態で仕事をしていたことが明るみに出ることを恐れている。
弁護士が血液検査の結果をもみ消すと、それが気に入らないヤツでも歓迎する。
ニコールが中毒から抜け出そうと努力するのと対照的に、やけくそ気味に酒を浴びる。
本当にどうしようもないヤツぶりがこれでもかと映し出される。
ロバート・ゼメキスは、今作では、ウィトカーのダメぶりをとことん描くことによって、観る側の「思い当たる節」を刺激する。
自己嫌悪に陥りやすい人は観ない方がいいかも(笑)。

★★★☆☆
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