DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

げいじつ三昧2

2連休だったので、上京。
目的は、坂本真綾さんのミュージカル「ダディ・ロング・レッグズ」を観た会場で配布していたチラシで、連休があったら観ようかと思っていた「サ・ビ・タ」(青山円形劇場)を観るため。
ついでに、1日目の休みが開幕日の、バンダイのホビーショー「魂ネイション2012」を、あちこちでやっている展覧会も観ることにした。

昨日も書いたが、「魂ネイション2012」の物販は品切れもありうるということだったので、睡眠2時間で、新幹線の始発に乗り、東京へ。
睡眠不足のはずだが、眠れない。
でも、うとうとしだしたら「もうすぐ名古屋」の車掌アナウンスでまた目が覚めた。
続いて英語のアナウンス…と、そのアナウンスが中断して、女性の声で「やめなさい!」という叫び声が。
そして男性が「もうすぐ名古屋に着きますから」と誰か(まさか最初の女性?)をなだめている声。
で、すぐ英語のアナウンスの続きが流れた。
一瞬静まりかえる客室。
名古屋でもかなり停車している。
ようやく発車したら「ドアの安全を確認したため遅れた」とのこと。
いったい何があったんだ?
車掌が来たら聞いてみようと思ったが、足早に通り過ぎていったので聞けず。
うーん、波乱の予感。

さいわい大きな遅れもなく東京に到着。
秋葉原に着いたのは8時40分頃。
しかし、すでに会場のある秋葉原UDXの周囲に順番待ちの列が。
魂1
列に並んでおよそ30分。
すでに開場時間。
ようやく小分けにされた私たちのグループの番が。
そして、リストバンド式の整理券(紙製)が我が腕に。
12時40分の170番。
つまり、いま9時すぎだから、あと3時間40分後、しかも170番だからすぐに入れるわけではない。
まあ仕方ない。
この時間を利用して、「メトロポリタン美術館展 大地、海、空ー4000年の美への旅」を観に上野の東京都美術館へ。
と、開場の様子を見にいったら、係の人にくどくど文句を言っている紳士が(下の写真の中央、マスクをしている青いシャツ)。
秋葉原2
この紳士、「なんでこんなに並ばされなきゃいけないのか」「ちゃんと整理できているのか」「並んだって買えるとは限らないんだろう?」など、短気な人なら「グダグダぬかすなら、帰れ!」と怒鳴り返すところだが、そこは天下のバンダイが雇った係員。
「ハイ、ハイ、申し訳ございません」「ハイ、ハイ、きちんと対応させていただいております」「ハイ、ハイ、後日、買えないお客様のために魂ウェブというサイトでも通信販売を行わせていただきます」と軽く流していた。
おっと、つい余計な時間を。
秋葉原から上野へ移動、そして東京都美術館へ。
メット1

今展覧会の目玉はポスターにも描かれているゴッホの「糸杉」、本邦初公開。
展覧会は7つの章に分かれていて、紀元前2600年から1900年代までの美術品を展示。
正直、退屈な章や作品群もあったのでそれはすっ飛ばして、「糸杉」へ。
音声ガイドによると、かの坂本龍一氏もゴッホが好きなのだとか。
カタログを買うと、この展覧会をイメージした曲が入ったCDももらえるという(数量限定)。
で、見終わったあとカタログを購入。
もちろん、CD付き。
ミュージアムショップを出ようとしたが、「糸杉」の大判カードを追加で購入。
同じ袋に入れてもらったら「すみません、CDが2枚入っていました」と係員。
なんと! 最初に大判カードを買っておけば、1枚儲かっていたのか!

続いて、同じく東京都美術館で開催している「群龍割拠 猫とドラゴン」展へ。
こちらは「猫とドラゴン」をテーマにした展覧会。
目当ては寺田克也氏の作品。
そのほかにも素晴らしい作品がたくさんあるので、ぜひ足を運ぶべきだろう。無料だし。

時計を見ると11時を過ぎたところだ。
おいおい、あと1時間半もあるよ。
ほかに観る予定の展覧会もあるが、今度は間に合わなくなる可能性がある。
しかたなしに、秋葉原へ戻って、時間を潰すことに。
そういえば、秋葉原をぶらぶら歩くのは14年ぶりくらいか。
駅の周辺は大きく変わったが、脇道に入ると、店は変わったものの、14年前の面影が残っている。
1時間も歩き回るのも疲れるので、開場近辺で待つことに。
集合場所近くで待つこと1時間。
いきなり「12時40分の回の方の集合場所が変わります」という係員の声。
そろぞろと係員について行くと、建物の裏側へ。
そこで番号順に整列させられたが、これがまた混乱。
なにしろ300人近くいる人を番号順に並べるのだ。
当然遅れる人もいるだろうから「欠番」もある。
20番ずつ呼び出してはさらに別の場所で列を作成。
「では161番から180番まで」と呼ばれてその場所へ向かったが、そこで係員の案内はなし。
とりあえず、最後尾に着く。
ところがしばらくして、前の人が130番台であることに気づいた。
近くの係員に聞いたら「ここは130番台です」。
ああ。
改めて並び直したが、最初の待機場所移動に間に合わなかった人が次々に来る。
そのたびに、係員「何番ですか」客「●●番です」という会話が繰り返され、間に合わなかった人が列に加わっていく。
この場所、物販開場の出口の近くなのだが、次々に大量に買い物した客がはき出されてくる。
1万円以上買い物をすると、肩からかける特大の買い物袋をもらえるのだが、その袋をパンパンに膨らませた人たちが出てくるたびに、列には不穏な空気が。
なかでも、おそらく東南アジア系の5、6人の集団が、全部で8個ほどの買い物袋を抱えて出てきたときには、あきれたような笑い声が上がった。
ここでも30分ほど待って、ようやく開場の正面へ移動。
そしてさらにここでチケットと入場パスを交換し、購入したい商品のリストに数量を書き込んで係員に渡し、チェックを受け、ようやく物販開場へ入ることができた。
私はホビーショーの物販は初めてだが、客の不満の声(心の声はあったにしても)が出なかったのは、これが普通なのだからだろうね。
冒頭の青シャツの人は例外として。

物販会場を出て、建物の裏側に出たら、これから入る人の列が延々。
この人たちのかなりの数の人たちが、目的の商品を今日は買えないのだろうな、と、ちんけな優越感に浸りながら、今度は展示会場へ。
すべて見終わって宿に向かったのは午後2時。
疲れた。
チェックインして一息ついたが、「サ・ビ・タ」開演は午後7時。
一眠りしようかと思ったが、気が高ぶっているせいか眠れない。
そこで、翌日に行こうと思っていた渋谷bunkamuraで開催している「巨匠たちの英国水彩画展」へ。
これが思ったより良かった。
水彩画は誰でも一度は描いたことはあるだろうが、私が頭に思い描いている水彩画とは全く違う世界がそこにあった。

時間がきたので青山円形劇場へ。
入り口を入るとこんな感じ。
青山1

円形劇場だけあって、舞台を360度囲んで客席があるのだが、これが思ったより近い。
青山2

さて、このミュージカルは韓国の作品のリメイクで、今回が再々演になるという。
長男役の駒田一さん以外は今回が初出演。
ドジな女の子役の戸松遥さんは、過剰気味な演技がとても良く、観客の笑いを誘っていた。
ただ、後半のシリアスな場面になると、妙な「間」が、所々に。
とはいえ、「観客参加型」と謳っているだけあって、雨や雷の効果音を観客が出したり、終演後には観客のリクエストがあったり。
私が観た回では、観客の姉妹が父親の誕生日を祝うというものだった。

翌日は六本木・新国立美術館「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展へ。
六本木1

目玉は「世界屈指」というルーベンスのコレクション。
たしかに素晴らしい。
もうひとつはバロック・サロンの再現の間。
壁から天井まで、美術品、芸術品の数々が、これでもかと陳列されていて、たしかに圧巻。

満足して、帰りの新幹線へ。
弁当は「鮭三昧ときのこご飯」。そしてビール(奮発してプレミアム)。
弁当

さて、と蓋を開けると「あれ?箸がない」。
外付けかな、と思ったが、ない。
袋に入っているのかな、と思ったが、ない。
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい、おい!

車内販売のお姉さんに箸をもらうまで、1時間(16号車だったからね)もお預けをくらってしまった。
みなさん、この弁当を食べるときは箸をもらいましょう。
レジの人が「中に入ってますよ」と言ってもだ。
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