DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

古典SF

映画「メランコリア」を観た。
公式サイトはこちら。

冒頭、タイトルまで映し出される映像が美しい。
ほとんど予告編で観た映像なので、新味はないが。
そして、それがストーリーのすべてを暗示している。
予告編をご覧になりたい方は公式サイトへ。

物語は2部構成。
第1部は「ジャスティン」。
新婦ジャスティンは、自分の披露宴に遅れて到着。
セッティングした姉クレアとその夫ジョンはいらだちつつも披露宴を進める。
しかし、ジャスティンと離婚した母親のギャビーは、勝手し三昧。
翌朝ジャスティンは、披露宴の前に見たアンタレスが、消えているのに気づく。
第2部は「クレア」。
アンタレスを隠したのは、地球に接近する惑星メランコリアだった。
クレアはメランコリアが地球に衝突するのではないかと気が気でないが、ジョンは科学者が衝突しないと言っていると取り合わない。

監督はラース・フォン・トリアー。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は観たが、ビョークの強烈な個性が際立った作品だった。
ジャスティンにキルスティン・ダンスト。「スパイダーマン」。
クレアにシャルロット・ゲンズブール。「なまいきシャルロット」が。ああ。
ジョンにキーファー・サザーランド。最近ではテレビドラマで活躍。

予告編と同じ映像が続いたときは、正直「失敗か?」と思ったが、タイトル後に「普通」の映画が始まって安心(笑)。
個人的にキルスティン・ダンストは好みではない。
ウィキってみたらペネロペ・クルスがノミネートされていたことを知ったのだが、しかし、この作品はキルスティン・ダンストでなければつとまらなかっただろう。

この作品はSFである。
しかも、古典的といって良いストーリー展開。
昨今のディザスター系は、CGの発達によって、やたら大がかりな破壊映像に走りがちだ。
しかし、今作の舞台は、人里離れた豪邸。
隕石が降り注いだり大津波が押し寄せたりする大都市ではない。
その豪邸を舞台に繰り広げられる、肉親ゆえの愛憎劇。
一方で、空には不吉に青く美しく浮かび上がるメランコリア。
そのバランスが素晴らしい。

★★★★☆
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