DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

心配したとおり

映画「J・エドガー」を観た。
公式サイトはこちら。

J・エドガー・フーパー。言わずと知れた、FBIの初代長官で約50年もその座に君臨し続けた男。
その間、大統領は8人替わり、いずれもフーパーの握る「極秘ファイル」を恐れていた。
物語は、フーパーの回顧録が口述で執筆される「現在」と、
彼の口から語られる「過去」が織り交ぜられながら進んでいく。

監督はクリント・イーストウッド。
フーバーにレオナルド・ディカプリオ。
フーバーの右腕トルソンにアーミー・ハマー。「ソーシャル・ネットワーク」の富豪兄弟役。
フーパーに生涯仕えた秘書にナオミ・ワッツ。

この手のポリティカルものの難点は、台詞が多いこと(笑)。
台詞が多いと字幕も多い。
字幕が多いと画面に集中できない。
画面に集中できないとつまらない。
だから、今作もつまらなかった。

作品自体もフーパーに思い入れがある人なら「ああ、なるほど」となるのだろうが、
そうでない人は(私もそうだが)「ふーん」で終わってしまうだろう。

「フロスト×ニクソン」のような息が詰まりそうになるような展開もないし、
「アンタッチャブル」のようなアクションもない。
「フーバーとは何者だったのか」を、イーストウッド監督作品おなじみの手法「淡々」で描いていく。

ひとつ、特筆すべきなのは登場人物のメーキャップ。
ここまで化けさせることができるのか、と驚くほど自然な老け具合。
これには脱帽。

★★★☆☆
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