DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

充実

充実の2日間だった。

真綾さんのYou can't catch meツアーの東京最終公演日2日間はもとより、
今回巡った4つの展覧会も充実していた。

まず、3日と4日に開催された真綾さんのライブ。
本来は4月23日、24日に行われるはずだったが、余震で開場の設備に損傷があることが分かり延期。
ラジオでも語っていたが、23日は真綾さんのデビューアルバムの発売日、24日はデビューシングルの発売日。
その記念公演でもあったのだ。
しかし、サプライズ曲はそのまま持ち越して、3日にはデビューアルバムから「I &I」、4日にはデビューシングルの「約束はいらない」を披露してくれた。
セットリストも、名古屋、大阪、中野公演とは違い、「本来」のものに近い構成。
「DOWN TOWN」を聴けたのはよかった。

さて、次は「時間つぶし」のはずだった、4つの展覧会について。

まずは、東京国立博物館平成館で開催されている「写楽」展。
公式サイトはこちら。
いやあ、お年寄りがたっくさん(笑)。
そもそも、作品のサイズがみな小さいので、よく観ようと思ったら近くに寄らなければならない。
しかし、お年寄りはなかなか動かない(笑笑)。
だから、じっくり観ることができなかった。
春●亭昇太の音声ガイドはなかなか味があって借りてよかっただけに、
もうちょっとじっくり観たかったな。
あんまり観られなかったから、家でじっくり観ようと思い、図録を買っちゃいましたよ。
あと「三代目大谷鬼次江戸兵衛」のフィギュアも。
入館したのが昼前だったからかもしれないから、閉館時間ぎりぎりに入れば、多少は空いているかも。

次は同じ国立博物館本館で開催されている「手塚治虫のブッダ」展。
公式サイトはこちら。
映画「ブッダ」とのタイアップらしく、音声ガイドの声は水●奈々。
こちらは空いていた。
面白いのは、手塚のマンガ(原画!)に登場する場面、人物と対比する形で彫像や仏像が展示されているところ。
音声ガイドとあわせて観ると、よく理解できた。
小さな展覧会だったが、なかなか興味深く観ることができた。

さて、ライブまでまだ時間があるので、次に行ってみよう。
国立西洋美術館の「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」。
公式サイトはこちら。
レンブラントの作品は、これまでも何回か観たことがあるが、いずれも油彩画。
今回は、ほとんどが版画で、レンブラントが、いかに陰影について探求しようとしていたかがよく理解できる展覧会、のはずだった。
しかし、こちらも写楽展同様、作品に小さいものが多く、人も動かず、なかなかじっくり観ることができず。
うーん、残念。
悔しいので、こちらも図録を買ってしまった。

おや、まだ時間がある。
ということで、国立科学博物館の「日本のボタニカルアート 太田洋愛画伯の原画を中心として」を観る。
公式サイトはこちら。
ボタニカルアートは、小さい頃から図鑑が大好きだった私は、非常に興味のある分野。
動物画もよいが、植物画は、その「博物的」?な佇まいがよろしい。
こちらはガラガラ。
なので、1枚1枚じっくり観ることができた。
作品は、どれも平凡社の図鑑のために描かれたもの。
平凡社・・・この出版社の名前を観るだけで図鑑好きはワクワクする。
子供の頃、この出版社の「原色」シリーズの図鑑が欲しくて欲しくてたまらなかったが、子供の小遣いで買えるような代物ではなかった。
その原画が見られるのだから、この上ない至福の時間だった。

せっかく上野に来たのだから、ということでパンダを観に動物園へ。
1回目、パンダ舎に行ったとき、パンダはお昼寝中で、ピクリとも動かない。
しかし、お食事タイムでは猛然と竹を食べるパンダが観られた。
それにしても、客の誘導がまずい。
旭山動物園では、人気のある動物たちは完全入れ替え制で、もっと観たい人はもう一度列に並ぶシステム。
しかし、上野は係員が「写真を1枚撮ったら進んでください」と叫ぶばかり。
1枚だけ撮って満足するはずがなかろう。
何しろ動かない時間の方が多いであろう大人のパンダ。
待っている方は、食事が終わってしまうのではないかとハラハラ。
ここは、旭山のように完全入れ替え制を敷いた方がよいのではないだろうか。
と、釈然としない気持ちを抱えながら、とりあえず上野を離れ、東京駅近くの宿へチェックイン。
顔を洗ってライブ会場へ向かったのだった。

2日目は特にこれと言って観たい展覧会はなかったのだが、皇居脇を散歩がてら、国立近代美術館の「パウル・クレー おわらないアトリエ」展を観る。
公式サイトはこちら。
どちらかというと印象派の作品が好きな私、近代美術はこれまで足を運ぼうとはしなかった。
しかし、この展覧会は良かった。
ただ作品を陳列しているだけではなく、クレーが、どのようにして作品を作り上げていったのか、という視点で紹介しているので、非常に興味深く観ることができた。
特に、「油彩転写」という技法は、実は私も幼少の頃似たような方法で絵を描いていた。
クレーは転写する際に油彩を使っていたが、私は鉛筆。
転写したい絵(たとえば鉄腕アトムのコミック表紙)の下に鉛筆で塗りつぶした紙を置き、
その下にまっさらな紙を置いて、表紙の絵を鉄筆でなぞると、一番下の紙に鉛筆の線で鉄腕アトムを写すことができる。
クレーも同じ方法で作品を作っていたのには、驚き、急に親しみが湧いた。
展覧会を出ようとしたらクレーの研究者が講演をするというので、昼食の時間をナシにして参加。
「ウラのウラを読む」と題した講演は、両面作品を数多く残したクレーの、その意図を探るもので、
ついついもっとクレーについて知りたくなり、ここでも図録を買ってしまった。

図録って上質紙を使っているので結構重い。
前日の写楽とレンブラントの図録は宅配便で送ったのだが、また重い買い物をしてしまった。
で、真綾さんのライブ2日目に突入したのだが、
帰りの新幹線で、人身事故に遭遇。
最後まで充実の2日間だった。
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