DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

ぞわっ

映画「ブラック・スワン」を観た。
公式サイトはこちら。

若手ダンサーのニナは、「白鳥の湖」の主役スワン・クイーンに抜擢される。
しかし、彼女のバレエは「正確」だが「面白味」に欠けると監督トマスは感じていた。
純粋な白鳥は演じることはできても、妖艶な黒鳥には物足りない。
ライバルのリリーは、ニナとは正反対の存在。
リリーは自分にないものを持っている。
それを自覚しながら、突き抜けることができないニナ。
次第にニナは幻覚を見るようになる。

ニナにはナタリー・ポートマン。名作「レオン」で初めて観てからすでに17年。濡れ場もこなせる「大人」になった。今作でアカデミー主演女優賞に。
リリーにミラ・クニス。「ザ・ウォーカー」では主人公を追いかけるソラーラを演じていた。
監督トマスにはヴァンサン・カッセル。彼の出演作をあまり観ていないのに、よく観ているような気がするのは彼の容貌のせいか。

監督はダーレン・アロノフスキー。「レスラー」「ザ・ファイター」と、私の好きな作品を監督、製作しているので、今回も期待して観た。

ぶっちゃけ、物語の手法に目新しいものはない。
追い詰められた主人公が、次第に精神に異常をきたしていく、というのは良くあるストーリー。
どれが現実で、どれが非現実なのか。
巧みに織り交ぜることによって、観客も次第に、異常な世界に入り込んでいく。
では、「どこで」そして「どうやって」、観客を現実に解放するか。

そのオチも、非常にオーソドックスながら、私はシャレではなく鳥肌が立った。
それはナタリー・ポートマンの演技によるところが大きい。

★★★★☆
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