DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

美しいルーニー

映画「ローズの秘密の頁」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「The Secret Scripture」。

50年も精神病院に収容されていたローズの元を、医師のグリーンが訪れる。
病院が廃止になるため、患者を移転させることになったが、ローズは拒否し続けていた。
ローズは生まれたばかりの子供を殺したとされていたが、本人は否定。
グリーンに自分の生い立ちを語りはじめる。
ローズは若い頃、叔母のいるアイルランドへ疎開したが、その美貌のため小さな町の男たちから注目される。
酒屋で働くマイケルと神父のゴーントもローズに惹かれるが、マイケルはイギリス空軍に入隊し、ゴーントはローズを巡って若者を殴り倒してしまう。
ローズは森の中の小屋に住まわせられるが、そこに戦闘機が墜落。
脱出したパイロットはマイケルだった。

若い頃のローズにルーニー・マーラ。「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」「キャロル」。
現在のローズにヴァネッサ・レッドグレイヴ。「フォックスキャッチャー」。
グリーンにエリック・バナ。「キング・アーサー」「ザ・ブリザード」。
ゴーントにテオ・ジェームズ。「ダイバージェント」。
マイケルにジャック・レイナー。「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」「トランスフォーマー/ロストエイジ」。
監督はジム・シェリダン。「ドリームハウス」。

まず、ルーニー・マーラが美しい。
「キャロル」も良かったが、今作も良い。

そして、ローズとグリーンの関係だが、途中から、「ああ、なるほど」と思ったのだが「しかし、それだとできすぎ」と思い直しのだが、結局最初に思った通りの展開に。

★★★☆☆

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ドロドロなし

映画「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」を観た。
公式サイトはこちら。

南北戦争時のバージニア。
北軍の兵士マクバニーは、足を負傷したところを女性ばかりの学校に救われる。
校長のマーサ、教師のエドウィナがマクバニーの足を治療する一方、年頃の生徒アリシアらは、兵士に興味津々。
傷が癒えてきたマクバニーは力仕事を手伝うようになり、エドウィナに愛をささやくが・・・。

マクバニーにコリン・ファレル。「ロブスター」「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。
マーサにニコール・キッドマン。「パーティで女の子に話しかけるには」「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」。
エドウィナにキルスティン・ダンスト。「ドリーム」「アップサイドダウン 重力の恋人」。
アリシアにエル・ファニング。「パーティで女の子に話しかけるには」「アバウト・レイ 16歳の決断」。
監督はソフィア・コッポラ。「SOMEWHERE」。

クリント・イーストウッド主演での映画化された作品だが、タイトル(白い肌の異常な夜)は何となくおぼえている程度で、おそらく観てはいない。
旧作がマクバニーの視点からだったのに対し、今作では女性たち側からの視点で描いているそう。

ストーリー展開自体は単調で、サスペンスではあるのだろうけど、恐怖は感じない。
コピーは「ひとりの男、狂いゆく女たち」なのだが、女たちはそんなに狂いゆかないw
もっと、愛憎ドロドロを予想していただけに、いささか肩すかし。

★★★☆☆

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ザ・ショー

映画「グレイテスト・ショーマン」を観た。
公式サイトはこちら。

バーナムは、勤めていた会社が倒産したことをきっかけに、その外見から疎外されていた人々を集め、ショーを開催する。
ショーはヒット、妻のチャリティや娘たちに不自由のない生活をさせることができるようになるが、一方で「まがい物」という批判も受けていた。
裕福で若き演出家のフィリップをパートナーにしたバーナムは、フィリップのつてでヴィクトリア女王の謁見も果たす。
そこでスウェーデンのオペラ歌手リンドと出会ったバーナムは、彼女をアメリカ巡業に誘う。

バーナムにヒュー・ジャックマン。「X-メン」シリーズ。
チャリティにミシェル・ウィリアムズ。「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「オズ はじまりの戦い」。
フィリップにザック・エフロン。今作が初見。
リンドにレベッカ・ファーガソン。「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」「ヘラクレス」。
空中ブランコのスター、アニーにゼンデイヤ。「スパイダーマン:ホームカミング」。
監督はマイケル・グレイシー。今作が長編デビューのようだ。

「ラ・ラ・ランド」のスタッフが贈るミュージカル、というだけで観たくなるのは当然だろう。
しかも主演は「レ・ミゼラブル」でも、その歌唱力を見せつけたヒュー・ジャックマン。
作品は「ラ・ラ・ランド」同様、圧巻のパフォーマンスで、オープニングから一気に物語の中へ引き込む。
特に中盤のフィリップとアニーの掛け合いには目を奪われた。
必見。

★★★★☆

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ヘイト

映画「スリービルボード」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「hree Billboards Outside Ebbing, Missouri」。

娘をレイプされたあげくに殺されたミルドレッドは、町外れの道に並ぶ看板に、警察署長ウィロビーを名指しし、捜査の進展がないことを問う広告を掲げる。
横柄な態度で悪名高い警察官ディクソンらは街の広告代理店主レッドを脅すが効果がない。
ウィロビーはミルドレッドに自分は膵臓がんで余命が短いことを告げるが、ミルドレッドは「街のみんなが知っている」と冷たく突き放す。
神父までミルドレッドを説得するが、かえって態度を硬化させてしまう。
そんなミルドレッドだったが、彼女自身、ある自責の念に駆られていた。

ミルドレッドにフランシス・マクドーマンド。「ヘイル、シーザー!」「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」。
ウィロビーにウディ・ハレルソン。「猿の惑星: 聖戦記」「グランド・イリュージョン」シリーズ。
ディクソンにサム・ロックウェル。「カウボーイ & エイリアン」「アイアンマン2」。
監督はマーティン・マクドナー。今作が初見。

「怒りが怒りを来す」とは、劇中で語られる言葉。
今作では、看板というレトロな方法での意見表明が、次第に関係者の中に憎しみが伝播していく様子を描いているが、苛立ちによる、ちょっとした思いつきが、それを掲げた本人も想像しなかった方向へ自体が進んでいく様は、さながらSNSのヘイト投稿が広がる様を見ているようでもあった。

★★★★☆

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男装のエル

映画「アバウト・レイ 16歳の決断」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「3 Generations」。

レイは、「ラモーナ」と名付けらた少年だった。自らのせいに違和感を抱き、ようやく性転換の治療を受けることになったのだが、その承諾書に両親のサインがいることから母親マギーは悩む。
同居しているレイの祖母ドリーと同性のパートナー、フラニーは、何かにつけて口を挟んできて、ドリーはいらだつ。
そして、ついにレイの父親ドレイクに会うがけんかしてしまい、結局サインをもらうことができなかった。
レイの出生には、「彼」が知らなかった事情があった。

レイにエル・ファニング。「パーティで女の子に話しかけるには」「20センチュリー・ウーマン」。
マギーにナオミ・ワッツ。「ヤング・アダルト・ニューヨーク」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」。
ドリーにスーザン・サランドン。「クラウド アトラス」「ウォール・ストリート」。
フラニーにリンダ・エモンド。今作が初見。
監督はゲイビー・デラル。同上。

エル・ファニングが男性役をやるというので注目したのだが、男らしく脇毛を見せるなど、まさに「体当たり」。
性転換という「一大事」に、容認していたはずのマギーの心の揺れや、突然現れたレイに戸惑うドレイクなど、デリケートな問題を丁寧に描こうとするスタッフやキャストの姿勢が良く伝わってきた。

それにつけても、エル・ファニングは男装してもかわいい。

★★★☆☆

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あの名作を彷彿とさせる

映画「ルイの9番目の人生」を観た。
公式サイトはこちら。

9歳になった少年ルイは、生まれたときから様々な事故で死にかけ、今も崖から転落し、昏睡状態に陥っていた。
母親ナタリーと別居中の父親ピーターの3人でピクニック中にルイが転落したのだが、刑事のダルトンは行方不明のピーターがルイを突き落としたのではないかと疑っていた。
ルイの担当医パスカルは、ルイがこれまで経験した事故の謎を解くべく、一時期ルイを診ていた精神科医ペレーズに事情を聞いた。

ルイにエイダン・ロングワース。テレビで人気の子役らしい。
ナタリーにサラ・ガドン。「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」。
パスカルにジェイミー・ドーナン。今作が初見。
ピーターにアーロン・ポール。「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」「パパが遺した物語」。
ペレーズにオリヴァー・プラット。「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」「2012」。
ダルトンにモリー・パーカー。今作が初見。
監督はアレクサンドル・アジャ。「ピラニア3D」。

予告編で感じていた展開では、タイトル通りルイの人生だと思っていたのだが、違った。
映画のコピーには「ラスト9分。”彼”の口から語られる衝撃の真実に心揺さぶられる」とあるが、かの「シックス・センス」を連想させるなあ、と思っていたら、その通りだった。
ただ、その5分くらい前に「真実」に気づいてしまったけれども。
その点では、少々脇が甘いというか、サービスしすぎだったような。

ナタリー役のサラ・ガドンは、「世界で最も美しい顔ベスト100」に連続して選ばれるだけあって眼福。

★★★☆☆

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