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DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

セブン以来

映画「マリアンヌ」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Allied」。

第2次大戦下のモロッコに潜入したカナダ軍の工作員マックスは、カサブランカでフランス人の工作員マリアンヌと合流する。
2人は夫婦を演じ、パーティーに潜入、ナチス・ドイツの大使の暗殺に成功する。
マックスはマリアンヌと結婚、ロンドンに移り住む。
子供もでき、空襲下でも幸せに暮らしていたが、ある日、マックスはマリアンヌがドイツのスパイの可能性があることを知らされる。

マックスにブラッド・ピット。
マリアンヌにマリオン・コティヤール。「ダークナイト ライジング」「インセプション」。
マックスの上官フランクにジャレッド・ハリス。「ポンペイ」「リンカーン」。
監督はロバート・ゼメキス。

モロッコ編とロンドン編、2つの場面ともそれぞれに山場があってスリリング。
マリアンヌの正体を知る男に会いに、自ら敵地へマックスが乗り込むのは少々行き過ぎ感があるけれど。
それにしてもラストのブラピの表情がいい。
「セブン」で、妻の首を箱の中に見つけ、殺人鬼ジョンを撃つか撃つまいか逡巡するときの名演技に匹敵する表情が再び見られた。

★★★★☆

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いつものパターン

映画「セル」を観た。
公式サイトはこちら。

空港に着いたコミック作家のクレイ。
別れた妻シャロンと息子ジョニーの2人と携帯で電話していたがバッテリー切れに。
とその時、空港で携帯電話をかけていた人たちが突如凶暴になり、周囲の人々を襲い始めた。
クレイは地下鉄に逃れ、そこで出会ったトムと共にクレイのアパートへ逃げ込む。
そこへクレイの上階に住む少女アリスが現れ、凶暴になった母を殺したと言う。
3人はシャロンとジョニーの安否を確認するためアパートを出る。
いったい人々はなぜ凶暴になってしまったのか。

クレイにジョン・キューザック。「推理作家ポー 最期の5日間」「2012」。
トムにサミュエル・L・ジャクソン。「ターザン:REBORN」「ヘイトフル・エイト」。
アリスにイザベル・ファーマン。「ハンガー・ゲーム」「エスター」。
監督はトッド・ウィリアムズ。「パラノーマル・アクティビティ2」。
原作はスティーブン・キング。

特定の何かをしていた人たちが凶暴になる、または病気になって、生存者たちは・・・という、よくあるお話。
といってしまっては身もふたもないか。
今作では携帯電話を通じて何らかの「電波」が脳に作用、で、凶暴になったり泡を吹いて死んでしまったり。
結論から言うと、結局何の電波か分からずじまいなのだが、なんとも切ないラストは「ミスト」を彷彿とさせる。

★★★☆☆

私の後ろの席に座っていた初老の男性。
紙兎ロペが始まると「これ面白いよね」と奥さんに話していた。
が、映画本編が終わると一言「面白くない」。
ちなみ今クールのロペはポップコーンとTOHOシネマズのサイトの宣伝なので今ひとつ面白くないのだが、それより面白くないってことか?

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