DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

カ・メ・ハ・メ・ハー

映画「ドクター・ストレンジ」を観た。
公式サイトはこちら。

天才神経外科医のストレンジは、交通事故で両手にケガを負い、メスを握れなくなってしまう。
同僚のクリスティンにもつらく当たる日々。
ある日、脊髄損傷から奇跡的に走れるようにまでなった男から、カトマンズにあるカマー・タージという場所を知る。
ストレンジは街でモルドと名乗る男に出会い、カマー・タージでエンシェント・ワンに魔術を教わる。
しかし、エンシェント・ワンの弟子カエシリウスは、「ダーク・ディメンション」の力に魅入られ、秘術を盗み出していた。
ストレンジは、カエシリウスと戦うことになる。

ストレンジにベネディクト・カンバーバッチ。「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」。
クリスティンにレイチェル・マクアダムス。「スポットライト 世紀のスクープ」。
モルドにキウェテル・イジョフォー。「オデッセイ」。
エンシェント・ワンにティルダ・スウィントン。「ナルニア国物語」シリーズ。
カエシリウスにマッツ・ミケルセン。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」。
監督はスコット・デリクソン。「フッテージ」「地球が静止する日」。

魔術が斬新。
火花を散らす曼荼羅状の呪文や、上下左右にねじ曲がる建物。
「インセプション」を彷彿とさせるイメージではあるが、こちらの方が複雑で迫力がある。

続編ももちろん予定されており、マーベル映画おきまりの2作目での「仲間割れ」も。

★★★☆☆

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転ぶ

映画「沈黙ーサイレンスー」を観た。
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江戸幕府によるキリシタン弾圧下の長崎。
神父のロドリゴとガルペは、消息を絶った師匠のフェレイラの行方を探るため、マカオで出会った日本人キチジローとともに五島列島に潜入する。
そこで隠れキリシタンたちに歓迎される2人だが、奉行所の追跡におびえる日々。
2人は別々に活動することになるが、ロドリゴはキチジローの密告で捕らえられてしまう。

ロドリゴにアンドリュー・ガーフィールド。「アメイジング・スパイダーマン」シリーズ。
ガルペにアダム・ドライバー。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。
フェレイラにリーアム・ニーソン。「96時間」シリーズ。
キチジローに窪塚洋介。
奉行所の通辞に浅野忠信。
井上筑後守にイッセー尾形。
隠れキリシタン、モキチに塚本晋也。
監督はマーティン・スコセッシ。「ヒューゴの不思議な発明」「ディパーテッド」。

原作は遠藤周作の「沈黙」。
ウィキペディアによると長崎では禁書に近い扱いをされたそうな。
たまたま、昨年9月に長崎へ旅行し、二十六人聖人像などキリシタン関係の施設も観てきていた。
驚いたのは、電車内で、外国人観光客に気軽に英語で話しかけるご高齢者が多かったこと。
なので、劇中で英語を話す日本人が次々出てきてもそんなに違和感はなかった(もっとも、実際はポルトガル語だったろうが)。

それにしても長い作品。2時間半もある。
そのほぼ全部がロドリゴの悩みに費やされるというのも・・・w

★★★☆☆

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パズルのピース

映画「ザ・コンサルタント」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「The Accountant」。

会計士のウルフに、大手電機メーカーの社長ブラックバーンから財務の調査が舞い込む。
経理のデイナが使途不明金を見つけたもので、その実態を解明するというもの。
ウルフは役員の不正を暴きかけるが、その役員は殺し屋のブラクストンに殺害される。
一方、財務省のキングは裏社会で暗躍している謎の会計士の正体を暴くべく、部下のメディナに捜査を命じる。

ウルフにベン・アフレック。「スーサイド・スクワッド」「ゴーン・ガール」。
デイナにアナ・ケンドリック。「イントゥ・ザ・ウッズ」「マイレージ、マイライフ」。
ブラクストンにジョン・バーンサル。「ボーダーライン」「フューリー」。
キングにJ・K・シモンズ。「ターミネーター:新起動/ジェニシス」「セッション」。
メディナにシンシア・アダイ=ロビンソン。今作が初見。
ブラックバーンにジョン・リスゴー。「インターステラー」「猿の惑星: 創世記」。
監督はギャヴィン・オコナー。今作が初見。

まあ、よくある「裏の顔」系のアクション映画だと思って観ていたのだが、これがなかなか。
冒頭、自閉症のウルフの少年時代。
ジグソーパズルを裏側からあっという間にくみ上げるウルフだが、1つだけピースが見つからず、暴れる。
同じ施設の少女がそのピースを見つけ、パズルがぴたりと合うのだが、それがラストにつながる。
お見事。

★★★☆☆

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食べちゃいたいくらいかわいい

映画「ネオン・デーモン」を観た。
公式サイトはこちら。

モデルになることを夢見て田舎からロサンジェルスに出てきた16歳のジェシー。
二流カメラマンのディーンの撮影でメイクのルビーと出会い、自分の美しさにほのかな自信を持つ。
ジェシーはモデル事務所にあっさり入ることができると、一流のカメラマン、一流のデザイナーと、とんとん拍子で仕事をするようになる。

ジェシーにエル・ファニング。「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」「マッド・ガンズ」。
ルビーにジェナ・マローン。「エンジェル ウォーズ」「イントゥ・ザ・ワイルド」。
ディーンにカール・グルスマン。今作が初見。
モデルのサラにアビー・リー。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。
同ジジにベラ・ヒースコート。「TIME タイム」「ダーク・シャドウ」。
そしてジェシーが住むモーテルの管理人にキアヌ・リーブス。
監督はニコラス・ウィンディング・レフン。今作が初見。

そう、例によってエル・ファニング目当てで観た作品である。
主役なのだから観ないわけにはいかない。
たとえ、くだらない作品だと予想していても。

いや、くだらない映画だった。
なんとも古くさいBGM、奇をてらいすぎたストーリー展開、間に挟む意味のない映像。

★★☆☆☆
エル・ファニングが出ていなかったら★。

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50%

映画「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」を観た。
公式サイトはこちら。

イギリス軍のパウエル大佐は、ケニアでテロリストの集会を確認する。
しかし場所はテロリストたちが占拠している地域で、当初の予定だったケニア軍によるテロリスト逮捕も危うい状況となってしまった。
パウエルは上官のベンソン中将にドローンによる攻撃を進言する。
さらに超小型カメラによる偵察で、テロリストたちが自爆テロを計画していることも確認。
即時攻撃が、ドローンを操縦している米軍に伝えられ、操縦士のワッツが秒読みに入る。
が、そこへ標的の家のすぐそばで、パン売りの少女が現れる。
ワッツはパウエルに被害予想の再検討を進言、米英両軍は、両国の閣僚たちも巻き込んでの騒動に発展する。

パウエルにヘレン・ミレン。「黄金のアデーレ 名画の帰還」。
ベンソンにアラン・リックマン。「ハリー・ポッター」シリーズ。
ワッツにアーロン・ポール。「エクソダス:神と王」「ミッション:インポッシブル3」。
監督はギャヴィン・フッド。「エンダーのゲーム」「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」。

たった1人の少女を救うために、80人の死者が予想されるテロをみすみす見逃すのか。
一見究極の選択のようだが、現実では躊躇なくミサイルを撃ち込むのだろうね。
が、そう言ってしまっては身もふたもないし、ドラマにならない。
ここは「現実」と切り離して観なければ。

劇中ではハチドリや甲虫を模した超小型偵察機が登場するが、実在するのだろうか。
実在するにしても、この2つのアイテムのおかげで、いささか現実離れしてしまった感がある。
しかし、攻撃するのか否かの判断はクライマックスまで見えないので、なかなかスリリング。
政治家たちのドタバタも、誇張されているとは思うが、さもありなん、という感じ。

★★★☆☆

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実録データレスキュー

昨年12月に落ちた我がiMac。
最初はSafariが立ち上がらなくなり、iMac自体を再起動しても「?」マークのついたフォルダーが表示されるようになった。
ネットの情報やアップルサポートのアドバイスを受けながら復旧を試みたが、「SMARTエラー」が表示されて、事実上HDDがクラッシュしていることが判明。
結局業者に頼んでデータ復旧を依頼することになった。

アップルサポートからは「オントラック」「PCキッド」の2社を推薦されたが、支払いが現金のみとのことなので、カード払いもできる業者を検索。
本体の持ち込みも便利な「デジタルデータリカバリー」に決めた。
12月21日午前1時にメールで問い合わせ、当日午前10時に電話で返答が来た。
その日のうちに本体を持ち込んだところ、当日午後4時ごろに復旧可能であるとの電話連絡が。
なんでもHDを読み込む部品が破損しているということで、見積もり段階で12万円ほどかかるという。
もし急ぐなら復旧したいデータを絞れば早くできるというので、メールのデータとiTunesのライブラリの復旧を依頼。
すぐに発注フォームがメールで送られてきたのだが、作業終了予定日は12月26日で金額は税込み198,720円。承諾して返信した。

予定は未定、作業終了は2、3日遅れるだろうと思っていたが、29日になっても何の連絡もない。
こちらから電話していつ作業が終了するのか問い合わせたところ「本日中には終了する。復旧したデータのリストを送る」という返事。
気になったのは「お待たせして申し訳ない」という言葉がなかったこと。
まあ謝罪を要求しているわけではないので待つことに。
しかし結局その日には終了の連絡がなく、じれたので31日に再度電話。
相変わらず「お待たせして申し訳ない」との言葉はなく、今度も「本日中には終了する。復旧したデータのリストを送る」と言うので、「29日もそう言われた。今回は確実ですか」と問うと「確実です」との返事。
だがしかし、結局その日も連絡なし。
新年早々腹立たしいことこの上ないが、悪いことは続くもので体調を崩して38度の熱が出てしまったので、三度目の抗議は見送り。
そしたら、1日の午前11時にようやく作業終了のメールが到着。
布団の中で確認したが、このメールにも「お待たせして申し訳ない」の文言はなし。
うーん、データ復旧業界は期限を守らないのは当たり前なのか?
メールには復旧したデータのスクリーンショットを添付していると書いてあるのだが、添付ファイルは請求書のみ。
iPhoneでは開けないファイルが添付されているのか?と思い、12月27日に注文したiMacが1月2日に届くので、それで開くことにした。
2日、熱も下がり、新しいiMacも届いたので、心機一転。
くだんのメールを確認したが、やっぱり請求書のファイルしかない。
21時にメールで次の文面を送った。

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デジタルデータリカバリー 担当者様

お世話になっております。
そちらにiMacのデータ修復を依頼している者です。
この度は修復完了のご連絡ありがとうございました。
しかしながら、6枚添付されているはずのスクリーンショットが1枚もございません。
添付されていたのは請求書だけです。
今回のデータ修復につきましては、12月26日に完了予定とのことでした。
とはいえ、難しい案件とのことでしたので2、3日はオーバーするだろうと思っていたのですが、29日になっても連絡がないので、午前10時過ぎに当方から連絡したところ、「本日中に修復リストを送る」とのことでした。
しかし、その日には全く連絡がなく、31日正午過ぎに再度連絡したところ、再びその日のうちにリストを送るとの返事でしたので、「確実に送っていただけますか」と念押ししたところ、「確実にお送りします」とのお返事をいただきました。
結局、修復完了のメールが届いたのは1日の11時すぎです。
しかも、添付なしの上、1月4日までに返事しろとのこと。
一つお尋ねしたいのですが、メールにある、「パスワードはご登録の際に伺った、電話番号下4桁となります。」とある、パスワードは一体どこで入力すればよろしいでしょうか。
どこかで入力すれば添付していただけるはずだったデータが見られるのでしょうか。
期限まであまりないので、至急スクリーンショットをお送りください。
よろしくお願いいたします。
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24時間365日営業とはいえ、すぐには返事が来ないだろうと思っていた。
案の定来なかった。
しかし、翌3日朝になっても連絡がないので、午前10時に電話。
添付ファイルがないことを訴えると「あ、今担当者が送ったそうです」と言う。
そば屋か。
届いたメールには添付ファイルとともに、ようやく「ご連絡が遅くなってしまい誠に申し訳御座いませんでした。」との文言が。
これまでのやりとりで初めてである。

復旧データが入った外付けHDDとiMacが届いたのが5日午前。
実に復旧を頼んでからほぼ半月。
正月三が日を挟んでいるとはいえ、「365日診断・持込・復旧・納品可能」をうたっている会社である。
こんなにかかるとは思わなかった。

さて、復旧してもらったデータであるが、メールとiTunesのデータのほかに、写真データも復旧されていた。
最初の電話で、「写真データはバックアップがあるので復旧しなくていい」と告げたのだが。
これをサービスととるべきか、復旧遅延の原因ととるべきか。

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その時

映画「この世界の片隅に」を観た。
公式サイトはこちら。

広島に住むすずはのんびり屋さんだが、絵が得意な少女。
18歳になったある日、呉に住む北條周作の嫁になる。
戦局が厳しくなるにつれ、北條家の食卓も寂しいものになっていくが、すずはなんとかやりくりしていた。

監督は片渕須直。監督作は今作が初見。

地味な作品である。
声高に反戦を叫ぶこともない。
淡々と、銃後の暮らしを描く。
それが、「日常の大切さ」をしみじみ観るものに思い知らせてくれる。

★★★★☆

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