DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

ぶっ壊せ

映画「スター・トレック BEYOND」を観た。
公式サイトはこちら。


キャプテン・カーク率いるエンタープライズ号は長い調査を終え、宇宙基地ヨークタウンに寄港する。
そこに謎の宇宙船が漂着、仲間の救出を求められる。
救出に向かったエンタープライズを待っていたのは無数の戦闘機。
次々に船体に突入する戦闘機の攻撃にさらされ、エンタープライズは破壊されていく。
謎の軍団のリーダー、クラールはエンタープライズに侵入すると、古代の兵器「パワーストーン」を奪う。
カークはパワーストーンを奪い返すがエンタープライズはもはや艦橋しか残っていない。
脱出ポッドの乗員たちは次々に戦闘機に捕らえられていく。
カークは惑星に墜落寸前に脱出する。
そんななか、エンジニアのチェコフはジェイラーと名乗る女戦士と出会う。

カークにクリス・パイン。
スポックにザカリー・クイント。
マッコイにカール・アーバン。
ウフーラにゾーイ・サルダナ。
スコットにサイモン・ペグ。
スールーにジョン・チョー。
チェコフにアントン・イェルチン。以上、主要スタッフは変わらず。
クラールにイドリス・エルバ。「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」。
ジェイラーにソフィア・ブテラ。「キングスマン」。
監督はジャスティン・リン。「ワイルド・スピード」シリーズは観ていない。
製作にJ・J・エイブラムス。

スター・トレックというと、どちらかと言えば知的な感じがする。
それはレナード・ニモイが演じていたスポックによるものが大きいだろう。
今作ではアクションが前面に押し出され、飽きさせない。
特に宇宙空間での戦闘シーンは必見。
徐々に破壊されていくエンタープライズや、クライマックスの反撃シーンも迫力満点。

劇中では老スポックが亡くなったことを明かされ、その遺品の中には・・・。

エンドクレジットにもニモイと、急死したアントン・イェルチンへの追悼文も。

★★★☆☆

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よく眠れました

映画「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアントを観た。
公式サイトはこちら。

ロンドンの児童施設に暮らすソフィーは不眠症で夜の3時になると施設内を歩き回っていた。
ある夜、窓から街を眺めていたソフィーは、建物の高さ並みの巨人を目撃する。
巨人はソフィーを自分の国に連れ帰る。
そこには巨人=BFGをさらにしのぐ大きさでしかも凶暴な巨人たちが暮らしていた。

ソフィーにルビー・バーンヒル。今作がデビュー作のよう。
BFGにマーク・ライランス。「ブリッジ・オブ・スパイ」。
イギリス女王にペネロープ・ウィルトン。「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」。
監督はスティーブン・スピルバーグ。

コピーでは「E.T.」を引き合いに出していたが、今のスピルバーグにはそんな力はない。
「ブリッジ・オブ・スパイ」「リンカーン」「戦火の馬」など、シリアス・ドラマでは、まあそこそこの力は残っているようだが、「タンタンの冒険」「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」「宇宙戦争」と、最近の娯楽作を見る限りでは、その方面の能力の衰退ぶりはあきらかだろう。

今作ではCGをふんだんに使っているのだが、どうも古くさい。
これは監督の力もあるだろうが、スタッフの力も足りなかったのではなかろうか。

話の展開もモタモタしていて、途中で寝オチしてしまったほどw
クライマックスのはずの凶暴な巨人と人間との闘いも、児童文学が原作だからか非常にあっけなく、かつ穏当。

スピルバーグにはもうE.T.なみの作品を作る力は残っていないことがハッキリ分かった。

★★☆☆☆

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眼福

映画「高慢と偏見とゾンビ」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Pride and Prejudice and Zombies」。

ゾンビとの闘いを続けている18世紀のイギリス。
ベネット家の5人姉妹は、「たしなみ」として少林寺拳法など武術を身につけて、ゾンビと戦っていた。
パーティーで長女のジェインは富豪のビングリーと、次女のエリザベスは大佐のダーシーと出会う。
ビングリーはジェインに一目惚れするが、ダーシーによって引き離される。
エリザベスは、少尉のウィカムがダーシーによって財産を奪われたことも知って、ダーシーの高慢さに苛立ちを募らせる。
一方でゾンビはその数を増やし、人間との全面対決が迫っていた。

エリザベスにリリー・ジェームズ。「シンデレラ」。
ダーシーにサム・ライリー。「マレフィセント」「ビザンチウム」。
ジェインにベラ・ヒースコート。「ダーク・シャドウ」。
ウィカムにジャック・ヒューストン。「アメリカン・ハッスル」。
ビングリーにダグラス・ブース。「ジュピター」「ノア 約束の舟」。
ベネットにチャールズ・ダンス。「ゴーストバスターズ」(新作)、「黄金のアデーレ 名画の帰還」。
監督はバー・スティアーズ。今作が初見。
プロデューザーにナタリー・ポートマン。

リリー・ジェームズに惹かれて観たのだが、まあ、それに尽きるなw
ストーリーは陰謀もあったりして、なかなか楽しめるが、リリー・ジェームズがほぼ出ずっぱりなので、眼福。

★★★☆☆

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もう宮崎アニメはいらない

映画「君の名は。」を観た。
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岐阜の山奥の街に住む高校生・三葉は、神職の家で、祖母と妹・四葉と暮らしていた。
父は町長だが、家を出ていた。
ある朝、三葉が目覚めると、心が見知らぬ「男」になっていた。
一方、東京に住む瀧は、父親と2人暮らしの高校生。
瀧も、ある朝目覚めると、心が「女」になっていた。
しかし2人ともなぜか、その間の記憶がすっぽり抜け落ちていた。
戸惑いながらもスマホの日記ソフトを通して「交流」する2人。
だが、ある日を境に心の入れ替わりがなくなり、瀧は二葉を探しに岐阜へ向かう。
そこで瀧は衝撃的な事実と向かい合うことになる。

監督は新海誠。

予告編を観たときはそんなに気がそそられなかったのだが、ここのところ興行成績がらみで話題になっているので観た。
よかった。
本当に良い作品だった。

若い男女の心が入れ替わるというネタは大林宣彦監督の「転校生」という名作があるが、今作はそこにもう一ひねり、いや、二ひねり以上加えていて、それ以上の作品に仕上げている。
少々ラストができすぎのような気もするが、この話の展開からしてそうせざるを得ない、というところだろう。

★★★★☆

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意外と単純

映画「ある天文学者の恋文」を観た。
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原題は「The Correspondence」。

老齢の天文学者エドと若い学生エイミーは恋人同士。
朝まで共に同じホテルの部屋で過ごしたエドとエイミーは別れるが、それが直接会う最後となった。
エイミーはスタントマンのバイトもしていたが、その休憩時間にはエドと電話やSNSで頻繁に連絡を取っていた。
しかし、ある日を境に、エドから手紙は届くが電話もメールも通じなくなる。
エイミーが講義に出席すると、そこでエドの死を知らされる。
失意のエイミーだが、エドから手紙が届き始める。

エドにジェレミー・アイアンズ。「ハイ・ライズ」「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。
エイミーにオルガ・キュリレンコ。「スパイ・レジェンド」。
監督はジュゼッペ・トルナトーレ。「鑑定士と顔のない依頼人」。

予告編を観たときは「死者からの手紙」というトリックに、非常にスリリングな展開を期待したのだが。

何のことはない、第三者がエドの死後も機能するシステムの指示に従っていた、というネタバレにもならない方法だった。
それで興ざめしたわけではないが、親子以上、ひょっとしたら祖父に近いほど年の離れたエドに、なぜエイミーが恋したのか、というのが不可解に感じた。
エイミーの父はある事故によって早世しているのだが、それが理由とは描かれていない。
「恋するのに理由はいらない」ということか。

★★★☆☆

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