DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

個人的ショップ考 その4

(その3のつづき)

これまでいろいろなショップを巡り歩いてきた。

かつて爬虫類ショップと言えば、プラケースや水槽が、手書きの名札がはられて積み上げてある、というものが多かった。
その中には、ごっそりと生体が詰め込まれていた。
店内は、「ペットショップの匂い」がして、レジの所では常連が店員と話し込んでいた。

最近は、まるで宝石店のような雰囲気の店も現れている。
専用のケージを整然と並べ、その中には、状態の良い生体が1匹、ガラス越しにこちらを見つめている。

どちらが良くて、どちらが悪いというつもりはない。

ただ、個人的には、不潔な店より清潔な店、不親切なスタッフより親切なスタッフのいる店が、「お客のことを考えている」良い店だと思う。
そういう店にいる生体もまた、幸せなのではないだろうか。

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個人的ショップ考 その3

(その2のつづき)

雑誌広告を見て、これも新幹線で出かけた「S」。
店に入ってもヤドクの姿が見えず、店長さんに「あのー、ヤドクは置いてませんか」とおそるおそる聞いたら、「こちらです」と別室に。
そこはヤドクの「繁殖場」ともいえる部屋で、思わず「すごい」。
ケージの中も幼体から大きさごとにアイゾメが分けられている。
ヤドクは結構ケンカするからね。
こちらの悩みにも丁寧に答えていただいて、とても感じが良かった。

専門店の「P」は、近所にあるのでちょくちょく出かける。
品揃えが豊富で見て回るだけでも楽しい店だ。
ただ、いつ行っても店員さんが忙しく働いており、なかなか声をかけづらい。
せめて、客がレジの前に立ったら、目を合わせるぐらいして欲しいのだが。
「ご用の方はスタッフに声をかけてください」と張り紙に書かれても、忙しそうに餌やりやら水替えやらをしていられると、声をかけづらいものだ。
私自身、床材の交換や餌やりをしているとき(特にハエをヤドクにやろうとしたとき)に、「ピンポーン」とドアホンが鳴ると「ちょっと待って」と思わず叫んでしまう。
それだけに声をかけづらいのだが。
ま、それでも声をかけるけど。
ただ、この店、ヘビの床材をあまり変えていない。
あれは見苦しいものがある。
水ガメの水も緑色になっているし。水ガメには詳しくないが、その方がカメが落ち着くのだろうか。
この間は床にピンクマウスがつぶれていて(食事中の方すみません)、思わずため息。
きれいにしようよ。

次回、「個人的ショップ考」最終回。


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個人的ショップ考 その2

(その1のつづき)

引っ越したのは爬虫類専門ショップ不毛の地。
電話帳で見てもネットで調べても1店しかなかった。
でも一応、その店・・・・名前忘れた・・・・にピンクマウスを買いにいった。
こぢんまりした店内は、そんなに品揃えは豊富ではないが、清潔。
「ピンクマウスをください」と言ったら、顔を輝かせて「何飼ってるんですか」などと、きさくに話しかけてくれた。
この「きさく」に話してくれるかどうか、がその店の善し悪しを計るポイントではないだろうか。
自分の知識をひけらかすでもなく、ポリシーを押しつけるでもなく、客の話を聞いてから自分が話し出す・・・。良い店でした。
でも不便なところにあったので、行ったのは1回だけ。

専門店はなかったけど、いわゆる総合ペットショップ「P」にはよく行った。
ここは植物のポット植えも置いてあって、ヤドク用に便利だった。

専門店がなかったので、この頃からネット通販をよく利用するようになった。
冷凍マウスは100%通販。「T」は丁寧な対応で今も利用している。

また、ネットで知って、わざわざ新幹線でショップまで行ったこともある。
「S」は老舗中の老舗で、在庫も豊富。何より店長さんの人柄に好感が持てる。
きさく、というのではないが、近所のおじさんと話しているような感じ。
もちろん知識は豊富で、かといって自分の知らないことは、知ったかぶりせずに知らないと言う誠実さ。
機会があれば、また行ってみたい店だ。

再度引っ越した所は、有名ショップが近所に。
その3につづく。

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個人的ショップ考 その1

私が最初に入った爬虫類のショップは「A」(今はない)。
当時は何となく普通の家に水槽を並べていた店、という感じだったが、
私が通い出した翌年、道路を挟んだ向かい側にいきなり立派な店をリニューアルオープン。
店の前の、でっかい卵のオブジェが意味不明だったけど。
店内は通路が広くて、今では当たり前だが、カメはカメ、ヘビはヘビ、レオパはレオパ、という感じ分類されていて、ゆっくり見て回れるのが良かった覚えがある。
しかも、清潔。
当時は爬虫類専門のショップが少なかったので、この店がいわば「プロトタイプ」であったような気がする。

その後、しばらく熱帯魚に走ったが、「P」は店内も店員も良い雰囲気だった。
当時出始めたADAも積極的に売り出していたし、よく通った。
ここも種類別に水槽が分けてあって、すごく見やすかった。
ワーストは当時住んでいた所の近くにあった「G」。
いかにも「昔から熱帯魚やってます」という店で1本の水槽に入るだけいろんな種類の魚を詰め込んでいる感じ。
なにより店長の態度が横柄。
ある日、コオロギを買いに行くと、ごっそりあるのに「これは売れない」。
たぶん店にいるアロワナ用だったのかもしれないが、だったら店に出すなよって。

そのうちヤドクに熱を上げて通い出したのが専門店の「W」。
店長さんはヤドクのことを話し出すと止まらない。
いっしょに店をやっている奥さんがまた良い人で、ブロメリアへの造詣が深い。
とにかくお客さんを大事にしてくれる店。
このような専門店は、一般の人は引きそうなのだが、住宅街の中にあるせいか、エアプランツなどの植物を買いに訪れる人が多い。
また、宅急便の受付もしているので、いわば「地域密着型」ともいえる。

「H」も、小さいけれど良い店だった。
店員さんはみんな若いのに知識が豊富で、いろいろ教えてもらった。
店員さんは常連さんと話していても、レジの前に立つとちゃんと話を中断してくれたし。
けっこう、こっちが話しかけないと常連さんとの話に夢中になっている店員って多いんですよ。
今は、規模を大きくして移ったけど、なんか今ひとつ。
店員さんの雰囲気も良いんだけど、なんか、合わなくなった(こっちの意識が変わったからだろう)。

その後引っ越した所は爬虫類ショップ不毛の地だった。

以下、次回。

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返事はないけどね

名前を付けるという行為は、ペットを飼うときの楽しみの一つではないだろうか。
好きなタレントやスポーツ選手の名前を付けたり、自分の名前の一文字を譲ったり。
動物病院でも、診察券に「○○(飼い主の姓)××ちゃん」と書き込むところが多いようだし、雑誌でも同様の表記をする場合が多いようだ。
「ペットは家族の一員」という意識が広がっているからだろう。

飼っているペットが自分の名前を呼ばれて駆け寄ってきたり反応したりする場合は、名前の付け甲斐もあるだろうが、そうでない場合はどうだろうか。

すでに紹介したジャングルの「葉隠」でもおわかりのように、私は飼っているヘビに名前を付けている。
もちろん、呼んでも反応しないので、ヘビ側にとってはどうでもよいだろう。
しかし、名前を付けることによって、親しみ度が増すように感じる。
たとえば、このレモンツリー。
イエローコンドロ

名前は「黄桜」。
我が家に来たのが春だったから「黄色い桜」にした(決してお酒が好きだからではない)。
だから、春が来るたびに「君が来てから2年目だね」と思うことになる。
「葉隠」は好戦的だけど、「武士だからしょうがないか」と思うことにする。
ちなみに、先日紹介したスナゴヘビはオスが「金角」、メスが「銀角」。
金銀砂子にかけてみました。

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どう化けるか

Morelia好きなのですが、こういった「美形」も好き。
スナゴ本

これは緑書房から出版されている「ヘビ大図鑑」(千石先生監訳!)という本に掲載されている「スナゴヘビ」の写真。
Yahoo!では「スナゴヘビ」を検索するより「ベアードラットスネーク」で検索した方がたくさんヒットするけど、個人的にはスナゴ=(金銀)砂子の呼び方の方が好み。
ヘビ大図鑑によると、テキサス型とメキシコ型があるそうな。
で、私のところにいるのは、メキシコ型。
スナゴ幼体

幼体では、普通のラットスネークっぽくてなんかパッとしない。
でも、将来は「ヘビ大図鑑」の写真のようになるのでしょう。
期待してます。

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いつも殺る気

我が家の蛇たちの中で、いつも殺気立っているのがこのジャングル(オス)。
ジャングル葉隠

で、付けた名前が「葉隠」。
現在1メートルオーバー。
この葉隠、昼夜を問わず、いつも私の動きを追っている。
「お。今日はおとなしいな」と思って、他のケージを掃除したりして、ふと見ると、首がS字になっている。
「オレが油断? そんなわけないだろう」
とでも言っているかのように。
Moreliaの、この野性味あふれる仕草が好き。

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細かい心遣い

名古屋にある「アクアプランニングスタジオ」というアクリル水槽メーカーから爬虫類用ケージを購入。
アクリルケース全景

これは「ACSB」(何の略だろう)という名前のケージ。
大きさは180×320×125ミリ。
一見何の変哲もないアクリルケースのようだが、個人的に非常に感動した工夫がされていた。
ケージを洗剤で洗ったとき、中の水を捨てますね。
よくあるのが、細かいゴミがケースの隅にひっついてなかなかきれいにならないこと。
私の場合ティッシュかなんかで拭き取ったりするのだけれど、アクリルだから細かい傷がついてしまいます。
しかし、このケージは隅に小さな穴が開いていて、そこからスムーズに水といっしょに小さなゴミが流れるようになっているのです!
アクリルケースの穴

いやぁ、感動した!
値段も3150円(送料別)と安いのでおすすめです。

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地震のときは

大地震があると、いつも想像してしまうのは、我が家の水槽・ケージたちのこと。
もしラックから落ちて割れたら・・・。
そしてヘビたちが逃げたら・・・。

今回の新潟の地震では、3年前の地震で倒れなかった家も倒れたそうな。
新潟といえば、昔、熱帯魚をやってた頃にはまっていたADA(アクアデザインアマノ)の本社があるけど、大丈夫だろうか。

ところで最近、久しぶりに熱帯魚飼育を再開。
12、3年前は60×45×45を1本、60レギュラーを2本、45を2本の水槽で、いわゆる「ネイチャーアクアリウム」を楽しんでいた。

今回作ってみたのは、捨てずに取っておいたADAのミニ水槽に、石組風のレイアウト。
aquarium.jpg

個人的には有茎草はトリミングが面倒なので、クリプト中心。
前景のヘアーグラス・ショートはまだ繁茂にいたらず、まばらなので、ちょっと間が抜けた感じだけど、これからでしょう。

思えば、熱帯魚雑誌に載っていたヤドクガエルを見たのが、水中生活から樹上生活へ移るきっかけだったなあ。

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はじまり

もうヤドクガエルを飼い始めて(途中2年ほどブランクはあったけど)10年ぐらいか。
一時50匹くらい飼っていたけど、今はDendrobates pumilio'Bastimentos Red'4匹とDendrobates reticulatus2匹だけ。
これはブロメリアの葉の上に産んだ卵を守るpumilio'Bastimentos Red'。
卵を守るプミリオ


この時卵は数カ所に産んであって、いくつかはオタマジャクシになったけど、成体にはならず。
プミリオの卵

プミリオのオタマ


以前、「クリーパー」で読んだけど、ヤドクはエッグフィーダーの方が、親がオタマの世話をしてくれるので繁殖が楽らしい。
「楽」といっても飼育者がオタマの世話をするのに比べて、というレベル。
たしかに、以前、reticulatusのオタマを10匹ぐらい育てたことがあるけど、毎朝、出勤前に、他のヤドクの世話に加えて、水替えやら餌やりやらで、くたくた。
結局オタマで成体なったのは2匹だけで、しかもSLSですぐに昇天。

今はMorelia属のヘビが生活の中心。
ジャガー市松070716


これから私の樹上生活をつづっていきます。

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