DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

あたり

映画「シンクロナイズド・モンスター」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Colossal」。

その飲酒癖から彼氏ティムに振られたグロリア。
ニューヨークから田舎に舞い戻った彼女の前に、小学校の時の同級生オスカーと再会する。
オスカーはグロリアの面倒を何かとみて、自分が経営するバーにも雇う。
またしても酔ったグロリアは小学校の時は荒れ地だったが、現在は公園になっている場所を横切って帰宅。
翌朝、グロリアは姉からの電話で起こされる。
テレビを見ると、ソウルに巨大な怪獣が25年ぶりに現れて、街を破壊したという。
グロリアは驚愕しながらもバーで働いてはオスカーたちと飲んだくれる。
しかし、グロリアは、ソウルの怪獣と自分に共通する「癖」を見つける。
そして、怪獣は自分の動きに同調していることに気づく。
が、ソウルでは、怪獣の他に巨大ロボットも登場し、パニックに拍車がかかっていた。

グロリアにアン・ハサウェイ。「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」「インターステラー」。
オスカーにジェイソン・サダイキス。「ムービー43」。
ティムにダン・スティーヴンス。「美女と野獣」 (2017年版)。
監督はナチョ・ビガロンド。今作が初見。

予告編を観たときは、なんとも奇想天外な設定だと思ったが、物語進むにつれて、それが深い意味を持ってくる。
よりによって、なぜアメリカの片田舎とソウルなのか。
なぜ25年ぶりに怪獣が現れたのか。
なぜ怪獣とロボットなのか。

これは傑作だ。

★★★★☆

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ネタバレ

映画「女神の見えざる手」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Miss Sloane」。

スローンは腕利きのロビイスト。
彼女の事務所に、ライフル協会から銃規制法案の成立阻止の依頼が来る。
しかし、スローンは、あっさり事務所を辞め、仲間を連れて規制法案を進める側の事務所に移る。
そして、スローンの戦いが始まる。

スローンにジェシカ・チャステイン。「スノーホワイト/氷の王国」「オデッセイ」。
スローンを引き抜いた上司シュミットにマーク・ストロング。「キングスマン」「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」。
スローンの部下エスメにググ・バサ=ロー。今作が初見。
同ジェーンにアリソン・ピル。「ヘイル、シーザー!」「スノーピアサー」。
スローンの元仲間コナーズにマイケル・スタールバーグ。「ドクター・ストレンジ」「メッセージ」。
監督はジョン・マッデン。「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」。

うーん、こういう政治ものは字幕を追うだけで疲れる。
スローンのやり手ぶりをジェシカ・チャステインが冷徹に演じていて、迫力満点。
惜しむらくは、ラストのどんでん返しが途中でネタバレしちゃうこと。
この監督、正直者なんだろうね。

★★★☆☆

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こわくなーい

映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」を観た。
公式サイトはこちら。

少年ビルの幼い弟ジョージーは、雨の降る日に失踪した。
ビルが住む街デリーでは、子供の失踪が相次いでいた。
それぞれに問題を抱えているビルの友人たちは、やがて、大きな事件や事故が、ある周期起こることに気づくが・・・。

監督はアンドレス・ムシェッティ。今作が初見。

原作はスティーブン・キングの名作ホラーで、今作が第一章。
前半はどことなく「スタン・バイ・ミー」風の、少年たちの物語ちう雰囲気だったが、後半は一気に恐怖のどん底に・・・。
と言うほど、どん底には落とされなかった。
何しろ、一貫して怖くないw
そこそこグロいシーンはあるものの、今さら感のある手法ばかり。
第2章は、少年たちが大人になって再び「それ」と対決することに?

★★★☆☆

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冗長

映画「マイティー・ソー バトルロイヤル」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Thor: Ragnarok」。

ソーの父オーディンが死んだ。
残されたソーとロキの前に、オーディンによって力を封じられていた、2人の姉ヘラが現れる。
圧倒的な強さのヘラによって、ソーとロキは辺境の星サカールへ飛ばされる。
そこは、独裁者グランドマスターによって統治された荒くれ者たちの星で、ロキはうまくグランドマスターに取り入るが、ソーは、女戦士ヴァルキリーによって捕らえられ、ハルクとのバトルロイヤルに参戦させられる。

ソーにクリス・ヘムズワース。「アベンジャーズ」シリーズ。
ロキにトム・ヒドルストン。「マイティー・ソー」シリーズ。
ヘラにケイト・ブランシェット。「キャロル」「シンデレラ」。
グランドマスターにジェフ・ゴールドブラム。「インデペンデンス・デイ」シリーズ。
ヴァルキリーにテッサ・トンプソン。「クリード チャンプを継ぐ男」。
ハルク=バナーにマーク・ラファロ。「アベンジャーズ」シリーズ。
監督はタイカ・ワイティティ。今作が初見。

上映時間130分超は冗長。
特にサカールでは、ソーとハルクが、内輪ネタで盛り上がる、楽屋の芸人のよう。
「アベンジャーズ」シリーズを通してみている私ですらそう思うのだから、今作で初めてアベンジャーズに触れる観客は、アクションシーンしか楽しめなかったのではなかろうか。
もっとも、私の隣の席にいたちょっと酒が入っている若者は、些細な内輪ネタでもゲラゲラ笑っていたがw

まあ、次のアベンジャーズにつながるので観ないわけにはいかない作品ではある。

★★★☆☆

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リアル

映画「ポリーナ、私を踊る」を観た。
公式サイトはこちら。
原題は「Polina, danser sa vie」。

ロシアで小さな頃からバレエを習っているポリーナ。
成長したポリーナは、教室の先生の厳しい指導を受けながらも、ボリショイへの入団を勝ち取る。
しかし、ステージで目にしたコンテンポラリーダンスに心を奪われ、フランス人の恋人が帰国するのに合わせ、共にフランスへ渡る。

ポリーナにアナスティア・シェフツォワ。今作がデビュー作。
フランスのダンスカンパニー主宰者リリアにジュリエット・ビノシュ。「ゴースト・イン・ザ・シェル」「アクトレス 女たちの舞台」。
監督はバレリー・ミュラーとアンジェラン・プレルジョカージュ。いずれも初見。

ポスターの、ポリーナ役のアナスティア・シェフツォワの美しさに惹かれて観たw
が、作品の中の彼女はポスターで見る透明感のようなものは見られず、汗まみれで必死でバレエを踊る。
時には濃いメイクをしたりして、ますますポスターのイメージから離れていく。
そこが、この作品が、ただの「可愛い子がバレエをする映画」と違う点。
監督2人がドキュメンタリーを手がけていることもあるのか。

ただ、フランス映画だけあってw、ラストがなんとも。
フランス映画と、日本の、いわゆる文芸映画は似ていると思うのだが、それは映像的なものではなくて、雰囲気というか、作り方というか、「あとは観客の解釈と想像力に任せます」的なラスト。
ハリウッド的な作り方を肯定するわけではないが、なんとも・・・。

★★★☆☆

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