DENDROBATIC LIFE

樹上生活の日々。

私は気を使わない

先日、国立新美術館で開催中の「草間彌生 我が永遠の魂」と「ミュシャ展」を観てきた。
国立新美術館のHPはこちら。
どちらもすばらしい内容だった。
そして、どちらも一部の作品の写真撮影が可能だった。
ただ、どうしてあんなに撮影に時間がかかるのだろうね。
別に計っていたわけではないのだが、長い人では10秒以上レンズを作品に向けている人もいる。
そして、構図を決めるために不用意に動くものだから周りの鑑賞者にぶつかる。
中には作品の前でポーズをとって、それを写真に収めてもらっている人もいる。
撮影者はポーズに注文をつけたりするので余計時間がかかる。
で、それが終わるまで他の鑑賞者は待っていなければならない。

海外では展示作品の写真撮影が可能なところがあるのは知っている。
日本でも国立西洋美術館の常設展示は撮影が可能だ。

私は作品を撮る際は1、2秒で撮ってしまう。
確認して気に入らなければまた撮る。
撮るとき以外はレンズを作品に向けたままにはしない。
作品に他の鑑賞者が映り込んでも舌打ちしたりなんかしない。
私自身も、レンズを作品に向けている人がいても気にせず作品に近寄る。
作品は観るものであって撮るものではないと思っているからだ。
作品を手元に残したいなら図録やポストカードを買えば、自分で撮るよりもっといいものが手に入るし。

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京都鉄道博物館のテラスにて

京都鉄道博物館に行ってきた。
公式サイトはこちら。
この4月にできたばかりなので、新築の臭いがして初々しい。
目玉の一つの転車台。
転車台
蒸気機関車がずらりと並ぶ姿は圧巻。

さて、この日は遠足できている子供たちも多かった。
当然、鉄道に興味のない子たちはさっさと自分たちの「居場所」を見つけてそこで時間をつぶすことになる。
そんな場所の一つがスカイテラス。
ここからは京都駅へと至る梅小路の広大な敷地が一望でき、時間によっては東海道新幹線の列車がすれ違う場面も上から見ることができる。
子供たちはしかし、そんな光景にも目もくれず走り回っていた。
と、そこへ現れた1人の男性と女性館員。
男性は、子供たちがスカイテラスのテーブルを独占しているとして女性館員に怒鳴り散らし始めた。
「どないなってるんや」
「テーブルの場所取りはあかんやないのか」
「ガキどもを放し飼いにしてるんはどこの学校か」
「教師連れてこい。ワシが説教したる」
子供たちはシュンとなって椅子に座っている。
女性館員はなんとかなだめようとするが男性は「説教したるから教師連れてこい」の一点張り。
他の客からは「せっかく楽しんでいるのにそこまで言わなくても」という声がヒソヒソ。

しかし不思議なのが、なぜ男性はそこまで怒っているのか、ということ。
男性の家族がテーブルに座れないから怒るというのなら分かる。
しかし、男性はひとりでテラスに現れた。
家族が中にいるのかもしれないが、それなら、走り回っている子に「テーブル譲ってんか」と声をかけるのが「大人」だろう。
いきなり怒鳴るのは、まるでジャイアンである。
そのまま成り行きを見守るのもあほらしいので階下に降りたが、その途中で教師を呼び出す館内アナウンスが。
男性が教師にどういう説教をするのか、観たくなったが、そんな自分がスネ夫に見えたのでやめた。

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リベンジ

今朝、2回目の「若冲展」へ行ってきた。
公式サイトはこちら。
連日大混雑で、一部では「ゴールデンウィークが終わってからの方が混雑している」とも言われているという。

私は今朝、5時に起き、7時前には上野の東京都美術館へ到着。
すでに50〜60人は並んでいたが、十分すぎるほどの先頭集団だろう。
列はあっという間に伸びて、8時前には500人は軽く超えていた。
会場には入れたのは9時15分頃。
しかし、スマホのQRコードチケットを係員がうまくさばけなく、紙のバーコードチケットを持っていた私は思わず「勘弁してくれよ」と声を荒げてしまった。
すると別の係員がバーコードを読み取らないまま、私の入場を許可。
なんだか、申し訳ない気持ちを抱えながらすぐさま1階の動植綵絵のフロアへエレベーターで向かう。
もちろん、まだ数人しかいないので、じっくりと作品を鑑賞することができた。
それからエスカレーターで2階へ上がって、鳥獣花木図屏風を、これまた空いている状態でじっくり鑑賞。
で、グッズ売り場を通って、エスカレーターでB1へ戻り、残りの作品を鑑賞。
もしグッズを購入するならこのときに。私が通ったときはガラガラだった。

これから観る人へのアドバイスとしては、
1 チケットは事前に購入しておくこと・・・会場で一番乗りで購入しても、入場列の最後尾へ回ることになる。
2 朝イチで行くこと・・・120分待って空いている状態で作品を観るか、180分待って混雑の中作品を観るか。
3 動植綵絵が目的なら先に見ること・・・入場してすぐ左手にエレベーターがある。エスカレーターはB1フロアの奥なので不便。
4 音声ガイドは借りない・・・ここも列ができている。もし聞きたいなら、2巡目で借りた方が良いだろう。

私は2巡したが、2巡目では動植綵絵の前は黒山の人だかり。
美術館を出たのは10時頃だったがすでに180分待ちだった。

ところで入場を待っているときに、後ろに並んでいたご高齢の女性2人組とお話ししたのだが、2人とも京都からいらっしゃったという。
昨日も来たのだが180分待ちだったので、きょうは早く来たという。
私が京都で鳥獣戯画を見るのに大雨の中3時間待った話や、琳派展でも並んだ話などでプチ盛り上がり。
私が「動植綵絵が目的なら先にエレベーターで上に上がった方が良いですよ」と言うと、「じゃあ、あなたについていくわ」。
これが妙齢の女性の言葉ならうれしさも倍増w
しかし、私がバーコードチケットの件で入場にまごついている間にはぐれてしまった。
お詫びを言おうと捜したのだが、あいにく見失ってしまった。
うまく観られただろうか。

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おひとりさま

東京都美術館で開催中の「生誕300年記念 若冲展」に行ってきた。
公式サイトはこちら。

私が向かったのは27日の午後2時頃。
「入場まで50分」ということだったが覚悟はしていたので甘んじて並ぶ。
館内も大混雑で、至近距離で作品を見ようとしたら、さらに10分ほど列に並ぶ必要がある。

満足感を得られないまま、グッズ売り場へ。
そこでも長蛇の列。
30分ほど並んでようやく会計。

並びながら思ったのだが、夫婦またはカップルで並ぶのは、この状況ではいかがなものなのか、ということである。
私の前にもざっと5組ほどのカップがいたのだが、もし、別々の会計ではないのだとしたら、財布を握っている人だけが並べば、それだけで5人分は少なくなる。
おそらくもっとカップの数は多いだろうから、それだけで混雑緩和にはなるだろう。
実際、友人同士で会計を頼んで並ばない人がいたが、見習うべきだろう。

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五百羅漢

このカテゴリーは久しぶりだな。

六本木の森美術館で開催中の「村上隆の五百羅漢図展」に、先月行ってきたのだが、なんと図録が未発売。
公式サイトには、そのことが書いてあったのだが、チェックしていなかった。

で、発売になったので、六本木ヒルズの「六本木ヒルズ アート & デザイン ストア」へ。
が、店頭にないではないか。
店員に聞くと、やはり店頭販売はないとのこと。
「じゃあ、一度展覧会を観たのですが、もう一度展覧会を観なきゃいけないのですか」
と聞くと、「ちょっとお待ちください」と言って、奥へ消えた。

そういえば、「ガウディ展」のときは、グッズショップにもう一度入れるチケットを配っていたが、今回はなかった。
別にもう一度観ても良いが、できれば観ずに済ませたい。
この展覧会、写真撮影OKなのはいいのだけど、これが結構わずらわしい。
私が作品を観ていると、写真を撮りたい人が、私が絵の前からいなくなるのをじっと待っている。
その無言のプレッシャーがわずらわしいのだ。

さて、店員さんが戻ってきて言うには、今月下旬に一般書店で発売されるので、そちらを待って欲しい、とのこと。
ちょっとホッとしたが、そのことは公式サイトに書いていないので、ひょっとしたら、もう一度展覧会を観た人や、私のように六本木まで足を運ぶ人がいるかも(いたかも)しれない。
公式サイトをよく見れば、「制作・発行」のところに「平凡社」とあるので、察しの良い人は書店販売があると気づくだろうが、一言書いても損はなかろうに。

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